大容量バッテリーだからゴルフ場の往復も不安ナシ! 最先端技術満載のクロスオーバーSUV「日産アリア」はゴルファー向き?
大容量バッテリーで航続距離の不安なくゴルフへGO
EV戦略を進める日産のクロスオーバーSUVがアリアだ。日本古来の伝統美に着想を得たというエクステリアは、グローバルにも通用するシンプルでモダンなたたずまい。その洗練されたフォルムは、最近の日産車の中でも出色のできといっていいかもしれない。 【画像】一回の充電でゴルフ場の往復なら楽勝!? 日産「アリア」の荷室寸法、外観や内装など詳細をチェック EVでゴルフに行くとなると、やはり気になるのは航続距離だろう。アリアは65kWhバッテリーを搭載するB6と、90kWhバッテリー搭載のB9があり、B6でも一充電当たりの航続距離は470キロ(WLTCモード)。日帰りであればまず電欠の不安なくゴルフ場を往復できる。B9であれば最長640キロ(同モード)となるので、さらに遠くまで足を伸ばすことも可能だ。
走りのよさもアリアの大きな魅力の一つ。俊敏なレスポンスと静粛性の高さはEVならでは。バッテリーを車両中央に低く配置しているので重量バランスにも優れていて、コーナーでも姿勢を乱すことなく意のままに走ってくれる。 前後にモーターを配した4輪駆動システム「e-4ORCE」は、前後トルクと4輪ブレーキを緻密にコントロールしながら滑らかな乗り味を提供している。高速道路でハンズオフのドライブを可能とする「プロパイロット2.0」もグレードにより選べる。時代の最先端技術を体感することができる。
EV専用プラットフォームで十分な荷室容量を確保
インテリアはまるでモダン住宅のように落ち着いた雰囲気で、大人4人の快適な移動空間を演出している。世界初をうたう電動センターコンソールや、タッチセンサーで反力を返すハプティクススイッチを採用したエアコンスイッチなど先進機能も満載だ。 後席フロア中央に駆動系を通すセンタートンネルがないのはEVならではのメリットで、足もとは広々している。また、一般的にEVの荷室はバッテリー搭載位置などによって制約を受けがちだが、アリアは高さを抑えたEV専用プラットフォームによって十分な荷室空間を確保している。
9.5インチのゴルフバッグであれば後席を倒さなくても3本積むことができるし、分割可倒式(6:4分割)の背もたれを倒せばさらに荷室は拡大。乗員と荷物に合わせてアレンジできる。 さらに2WDモデルはフロアの下に容量66リッターの収納スペースも備えている。人目に触れさせたくないプライベートな荷物やシューズなどの汚れ物を入れておくのに重宝するだろう。買い物や旅行の荷物で両手がふさがっている場合は、リモコンオートバックドア(ハンズフリー機能、挟み込み防止機構付)でバックドアを自動開閉できる。キーがバッグやポケットに入っている状態で、車体の下に足を入れるだけと操作は簡単。 主要諸元(B6 2WD) 全長×全幅×全高:4595×1850×1655ミリ ◆車両重量:1920キロ ◆モーター形式:交流同期電動機 ◆モーター最高出力:160kW(218ps) ◆モーター最大トルク:300N・m(30.6kgf・m) ◆一充電走行距離:470キロ ◆交流電力量消費率:166Wh/km(WLTCモード) ◆定員:5人 ◆車両価格:659.01万円(B6 2WD)
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