セレブに人気のクロスカントリービークル「メルデス G クラス(W465)」が日本上陸!ゲレンデヴァーゲンの歴史に迫る
現在の「Gクラス」のルーツはオ-ストリアの4輪駆動車の専門会社シュタイア-・ダイムラ-・プフ社がNATO軍用に開発したゲレンデヴァーゲンといわれている。 1972年にダイムラ-・ベンツ社とシュタイア-・ダイムラ-・プフ社は、後にゲレンデヴァーゲン(Gクラス)と呼ばれる小型4輪駆動車の共同開発をスタ-トさせた。シュタイア-と言えば、不整地向けの大型全輪駆動車「ビンツガウア-」でその名を轟かせていたオ-ストリアの名門。メルセデスにとっても、シュタイア-にとっても革命的な新型4WD車の開発パートナ-として、お互いに望ましい最高の相手だった。 1973年ゲレンデバーゲンの前身となるメルセデス・クロスカントリ-・ビークルの最初の木型を発表。1974年実走行可能なプロトタイプが完成した。そして、「Sクラス(W126)」と同じ1979年にゲレンデヴァーゲン(460シリ-ズ)誕生。230G、240GD、280GE、300GDの生産を開始した。以来、普通のクルマの何世代分にも当たる長いモデルライフを生き長らえながら、Gクラスの新車が今も世界中でバックオ一ダ一を抱える人気を保っている。 この人気を象徴するのが、2001年に進出した米国市場での大成功だった。翌2002年には早くも米国内で3200台を売り上げ、全世界における年間販売台数を過去最高の8700台に押し上げた。米国製のハマ一H2のヒットが本物のオフロードカ一であるGクラスに人気が集まった。
日本でもユ一ザ一は年を追うごとに拡大している
日本では、ヤナセが1982年から販売を開始。1987年に設立されたメルセデス・ベンツ日本も知名度の低かったゲレンデヴァーゲンを引き続き導入するが、1982年からこの年までの5年間で累計50台弱の販売台数だった。 様々な「Gクラス」愛好家がいるが、共通するのは、Gクラスを決して古き良き時代のクルマとは考えていない事である。「Gクラス」とは、乗りたいクリマを全て試してしまった人が最後に惹かれる自動車のフロンティアであるといえる。
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