イヤイヤの原因は「睡眠不足」かも? 「19時消灯」で子どもたちに起きた大きな変化
勉強したがらない/宿題に時間がかかる
当時、入学したばかりの長女とは、帰宅後すぐに宿題をやるという約束をしていました。1年生なので、最初は簡単なひらがなの練習や数字を書く練習の宿題です。プリント1枚やドリル1ページだったので、宿題の量が多いようには感じませんでした。しかし、そのたった1枚、たった1ページを始めるまでに何分もかかり、また、やり終えるには1時間近くかかる日々でした。放課後は完全にエネルギーがない状態で、遊びこむわけでもなく、ただダラダラとしている様子がありました。 「勉強なんて、みんなやりたくないものだし仕方ない……」そう思っていたのですが、早寝を始めてから宿題に取り組む姿勢にも変化が現れました! 学校から帰ってくると、まだ余力が残っているようで、ササっと宿題を済ませて遊びに行くようになった長女。もちろん、遊ぶのが楽しみだから早く終わらせたいという気持ちも大きかったと思います! でも、以前の長女は遊び行く約束すらしてこないような状態でした。早寝を始めたことで、勉強にも、遊びにも積極的になり、生活にメリハリがつくようになりました。
なかなか寝ない/寝る前にハイテンションになる
3年間、早寝早起きを続ける中で、一番意外だったことが、いつもよりも寝るのが遅くなると、寝つきが悪くなるということでした。毎日、19時消灯を目指している我が家ですが、そのリズム通りに生活していると、自然と朝目覚める時間を調整する形で起きてきます。しかし、少し遅くなる日があると、次の日、目覚めのも遅くなり、その夜は寝つくのに時間がかかってしまいます。 また、いつもの消灯時間を超えると、眠いはずなのにハイテンションになるということも、何度も体験しました。これは、大人が深夜に目が冴える状態に似ているように感じます。そのような状態になると、いつもよりも寝付くのに時間がかかり、次の日に起きてくるのも遅くなり悪循環が生まれるのです。なので我が家では、できるだけいつも通りを心がけるようにしています。寝る前のハイテンションは眠い時間帯を超えてしまったサインなのかもしれません。