大阪府内に26件入居 能登半島地震被災者へ府営住宅など無償提供
大阪府内に26件入居 能登半島地震被災者へ府営住宅など無償提供
大阪府の吉村洋文知事は25日午後、大阪府庁で定例記者会見を行い、今月9日から能登半島地震の被災者に無償提供している府営住宅などへの受け入れについて、26件が入居していることを明かした。 【動画】大阪府の吉村洋文知事が定例会見(2024年1月25日)
会見によると、25日までに大阪府や大阪市、堺市などに計138件の問い合わせ件数があり、入居希望件数は54件あり、入居者件数が合わせて26件になったという。 府や大阪市、堺市などで計312部屋を用意しており、吉村知事は「確実に相談件数も入居件数も増えてきておりますので、この施策については引き続き実施をしていきます」と話していた。 府営住宅の入居については、すぐに生活ができるよう家電などを準備。吉村知事は「入居された方が介護とか医療とか教育とか必要な場面については生活支援の窓口の設置をしています。不安も多いと思いますが、気軽にお問い合わせを頂けたらと思います」と話していた。
また、25日までに大阪府内で被災地から10人の小学生、3人の中学生を受け入れていることも明かした。 吉村知事は「教育につきましても、受け皿をしっかりつくって柔軟に受け入れをしていこうと思っていますので、小・中・高校に通われているお子さんがいらしゃるご家族も学びの場も準備をしておりますので、大変な状況かと思うんですけれども、なんなりとご相談をいただけたらと思います」と話していた。