Canvaのテンプレで簡単&オシャレに! センスに頼らない“伝わるデザイン”の基本
ここで使うのが、素材メニューの中にある「グリッド」という機能だ。たとえば3つの写真を並べたい場合、「グリッド」から3列のグリッドを選ぶ>ドラッグして配置したい大きさに調整する>並べたい写真をドロップする。さらに、写真上でダブルクリックすれば、フレーム内での写真のトリミング、拡大縮小を行えるので、レイアウトを揃えることが可能だ。 ■ 円などの素材は「数値」を使って揃える
次は、素材のサイズを揃えることだ。正方形ならば上記のグリッドを使えるが、円などの素材はグリッド機能が使えない。この場合は、数値を使って揃えよう。
Canvaでは「配置」というメニュー項目(WindowsでAlt+1キー)があるので、その詳細に数値を入れることで、正確にサイズを揃えることができる。正円ならば縦横比をロックしてたとえば、220pxの円に指定してみると、上図のように揃う。
また、セミナー講師の告知などで注意すべきなのが、顔の位置を揃えることだ。ドラッグ中に表示されるガイドを参考に、同じ位置に目線がくるようにするとよい。
しかし、支給された写真の余白が少ないと、思うようにトリミングできないことがある。その場合は、CanvaのAI機能(マジックスタジオ)を使うと、足りないエリアの画像を生成できる。有料版のみの新機能だが、ぜひご利用いただきたい。
4. 配置と余白を揃える
■ 「整列」の機能で配置を揃える 4つ目の揃えるポイントは、「配置」と「余白」だ。
配置を揃えるというのは、写真の高さ・写真同士の間隔・写真とキャプションとの位置関係などをすべて揃えること。この際も見た目で調整せず、整列機能で揃えるのがコツだという。
┌────────── 大きな見出しも細かい情報も1つのテキストボックスの中に入れて調整しようとしている人がいますが、見出し・小見出し・キャッチ・詳細情報など、情報のカテゴリごとに別のテキストボックスに分けることで、整列機能を使って配置を揃えることができます(山本氏) └──────────