排熱利用の養殖ウナギに舌鼓 北海道・美唄、16日に初出荷
北海道美唄市のサーバー管理会社「ホワイトデータセンター」が11日、機器の排熱や雪解け水を利用して養殖したニホンウナギの試食会を札幌市内のうなぎ店で開いた。参加者は「脂が乗っておいしい」などとかば焼きに舌鼓を打った。同社は「雪うなぎ」と名付け、16日の初出荷を予定している。 同社は昨年10月に道内で初めて養殖業許可を取得し、今年1月に養殖を始めた。11日の試食会には桜井恒美唄市長ら約15人が参加。同社の伊地知晋一社長は「排熱と雪解け水を利用したウナギ養殖はここにしかない。北海道の観光資源として育てていければ」と期待を込めた。