蕎麦好き・DEEN池森秀一が完全プロデュース! 一度食べたらハマる「革命つけそば」[FRaU]
食のスペシャリスト&グルメに精通する識者で構成される「FRaU Foodies」が、今イチオシの料理やスイーツなどをお届けします。蕎麦好きミュージシャンとして、『マツコの知らない世界』に出演するなど、さまざまなメディアで蕎麦愛を語っている、DEENのヴォーカリスト・池森秀一さん。その蕎麦愛の強さゆえ、自身がプロデュースする店をオープン。他にはないつけそばを提供しています。それは一体!?
蕎麦好きならではのアイデアが 詰まった夢のSOBA CAFE
「手前味噌で大変恐縮ですが、自身のお店を紹介させてください」 今回、池森さんがオススメする店は、東京・赤坂にある「SOBA CAFE IKEMORI」。池森さん完全プロデュースの蕎麦屋さんです。 つなぎを入れず蕎麦粉のみで打つグルテンフリーの生十割蕎麦を信州戸隠から仕入れています。これがまさに「池森そば」。乾麺での販売があるものの、こちらは生麺を茹でて提供しています。 蕎麦は2種類用意。蕎麦の実の中心部分からとれる白い蕎麦粉「更科粉」で作る「更科十割」。歯切れのよい食感と蕎麦の甘みが特徴です。 もうひとつは、戸隠産と国産の蕎麦粉で作る十割蕎麦。蕎麦の香りと味、のど越しが楽しめるよう、太さにアクセントをつけた「乱切り十割」です。 普段お蕎麦屋さんでは「もりそば」と「かけそば」を食べるという池森さん。しかし、蕎麦好きミュージシャンとしてメディアに出る機会が増えたことから、創作系も食べるようになったそう。 その経験が、こちらのお店にも活かされています。
「アレンジ蕎麦というジャンルにこだわり、日々季節に合わせたレシピ開発を行っています。その中で、オープン当時より変わらず提供している看板メニューが『革命つけそば』です」 池森さんが推す「革命つけそば」、完成に至るまで相当な苦労があったようです。 「蕎麦猪口の底いっぱいにブラックペッパーを引き詰め、鰹節をレンジで温め乾燥させて粉々にした鰹100%の魚粉をドバッと入れ、そして大盛りのネギを投入。その中にブレンドした温かい汁を注ぎ、えごま油をひと回し。調理行程を聞くと簡単に思えるでしょうけど、何度も試行錯誤しました。独自のブレンドが生まれた時には、あまりに美味しくて1週間ほど食べ続けたくらいです(笑)」。