AMD/Intel搭載の「Copilot+ PC」でも「Recall」などのAI機能がテスト開始
米Microsoftは12月6日(現地時間)、「Windows 11 Insider Preview」Build 26120.2510(KB5048780)をDevチャネルでリリースした。本ビルドより、「Recall」をはじめとする新しいAI機能のテストが、AMDおよびIntel搭載の「Copilot+ PC」でも開始される。Snapdragon搭載の「Copilot+ PC」は、11月下旬から実施中。 本ビルドでAMD/Intel搭載の「Copilot+ PC」に展開されるAI機能は以下の通り。 ・Recall(プレビュー):デスクトップ操作をスナップショットとして記録してAIが解析し、あとから簡単に検索できるようにする機能。後述の「Click to Do」も含まれる ・Cocreator in Paint:「ペイント」アプリ(バージョン 11.2410.1002.0およびそれ以降)の画像生成機能。下絵に対して指示(プロンプト)を与えると、AIがそれに応じた絵を代わりに描いてくれる(参考記事) ・Restyle Image and Image Creator in the Photos app:「フォト」アプリ(バージョン 2024.11120.1001.0およびそれ以降)の「Image Creator」で、テキストによる説明からAIが新しい画像を生成。既存の写真のスタイルを変えられる「Restyle Image」も利用可能(参考記事) ・Click to Do(プレビュー):「Recall」のスナップショットを解析し、イメージから抽出されたテキストをもとに、さまざまなアクション(テキストをコピー、URLを開くなど)を実行。Snapdragon搭載「Copilot+ PC」での初期バージョンから、[Windows]キーを押しながらマウスクリックまたは[Windows]+[Q]キーで手軽にアクセスする機能を導入。「Click to Do」の利用には「Recall」の有効化が必要だが、スナップショットの保存をオプトイン(許可)する必要はない これらのエクスペリエンスを利用するには、あらかじめ「Windows Update」から入手可能なすべての最新ドライバーをインストールする必要がある。[利用可能になったらすぐに最新の更新プログラムを入手する]のトグルスイッチをONにした状態で、「Windows Update」を手動チェックしよう。 また、「Windows Update」で配信される前のドライバーも、以下のURLから入手できる。 ・AMD Ryzen ・Intel Core Ultra 200V
窓の杜,樽井 秀人