「本当に賢明な取引だ」「サプライズの贈り物」伊藤洋輝は掘り出し物! 獲得したバイエルンに海外賛辞「名前を知らなかった人も多いが...」
「ブンデスリーガでの経験も豊富だ」
移籍市場は何があるか分からない。有力視されていた取引が破談に終わることもあれば、話題になってすぐ実現する移籍もある。日本代表DF伊藤洋輝のバイエルン加入もその一例だろう。 【動画】超名門バイエルンのユニホームを手に笑顔を見せる伊藤 伊藤のバイエルン移籍に驚きの声もあった。だが、『24ssports』は6月23日、「バイエルンのファンにとってはサプライズの贈り物だ。取引が完了するまでこの名前を知らなかったという人も多い。だが、多くの観点から、本当に賢明な動きだ」と、クラブの強化を評価している。 「まず、リュカ・エルナンデズをパリ・サンジェルマンに売却し、バイエルンはもう左利きがいなかった。これは後方からの組み立てに大きく影響する。日本代表はチームの守備にバランスをもたらすだろう」 同メディアは「次に、ダヨ・ウパメカノとマタイス・デ・リフトの双方を売却する場合、バイエルンは代役にヨナタン・ター(レバークーゼン)の獲得を進めている。個人合意はあるが、最大4000万ユーロ(約68億円)という移籍金はマックス・エベール(バイエルンSD)をためらわせる」と続けた。 「イトウの存在はバイエルンが『コントロール』するのに役立つ。レバークーゼンがターの移籍金減額に合意しない場合の選択肢が増すと考えるのではないか。(伊藤は)ブンデスリーガでの経験も豊富だ」 さらに、24ssportsは「最後に、ヴァンサン・コンパニ新監督は来季に向けてアルフォンソ・デイビスを重要な選手と見ているが、レアル・マドリーの関心はどの選手にとっても魅力的。最悪のシナリオでも、そのユーティリティ性から、日本人選手が完全に左SBをこなせる」としている。 「デイビスが移籍した場合でも、イトウのおかげで、バイエルンはクラブが望まない状況や移籍金に追いやられることを避け、新たな左SBを見つけるための時間を持つことができる」 「25歳のイトウは現在、キャリアのピークにある。今季はシュツッツガルトの2位に大きく役立った。ファンはこの補強にあまり関心がないかもしれない。だが、バイエルン上層部は必要なことを分かっている」 国内最大の強豪で伊藤がその力を見せつけられることを期待したい。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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