「キラメイジャー」新條由芽 夢は時代劇「水戸黄門」の町娘
「魔進戦隊キラメイジャー」(テレビ朝日系、日曜・午前9時30分)で天真らんまんな速見瀬奈/キラメイグリーン役を好演している新條由芽(しんじょう・ゆめ)。昨年の年明けから人気を集めたドラマ「3年A組-今から皆さんは、人質です-」(日本テレビ系)に出演、その後もグラビアやドラマ「電影少女-VIDEO GIRL MAI 2019-」(テレビ東京系)などで活躍の幅を広げ、発売中の「週刊プレイボーイ31・32合併号」では表紙と巻頭グラビアを飾っている。注目度の高まる新條に1年半ぶり、話を聞いた。
コロナで撮影中断の不安な時期も乗り越えた
「もうそんなに経つんですか!」 前回インタビューから1年半が経過すると聞いて、驚く。時間の経過を忘れるほど密度の高い日々を過ごしてきたようだ。 「最近の一番の変化は、キラメイジャーになって毎日撮影があるってことかなと思います。コロナの影響で2ヵ月まるまる撮影がストップし、いつ撮影が開始されるかわからない状況で不安な時期もありましたが」 演じる役柄、キラメイグリーンこと速見瀬奈は、素の自分とは異なるキャラクターだとか。 「最初は慣れずに苦労することも多かったです。はつらつとした役柄が初めてだったので、手探り状態で撮影に入ったのですが、いまは自分の中で定着してきた、という感じがしています」
現場も楽しい、と笑う。 「みんなでひとつのものを作るぞっていう気持ちにあふれていて。ベテランのスタッフさんも多くて、たくさんアドバイスもいただきつつ、一生懸命頑張っていくっていう楽しい現場です。家族も毎週観てくれているみたいで、『観たよ』って連絡くれたり、友達も感想をくれたり」 そして、いまは身体能力が欲しいという。 「心の底から欲しいです。瀬奈は陸上選手なので(100メートル走の日本記録を持つ女子陸上界のスーパースター)。この前、クラウチングスタイルからダッシュするシーンを撮って。監督から『2歩でいい、2歩かっこよく走れればいいから』って言われたんですけど、自分的にぜんぜんかっこよくできなくて。スーツアクターさん並みの身体能力が欲しいなって。学生の頃にもっと運動やっておけばよかったってすごく後悔してます」