2024-25シーズンのバルセロナが始動!新監督フリックは選手のメディカルチェックに歯の健康状態も含める|ラ・リーガ
10日、2024-25シーズンのバルセロナがついに始動。ハンジ・フリック監督が新たに率いる同チームだが、メディカルチェックから一つ変化があったようだ。スペイン『アス』が報じている。 バルセロナの選手たちは10日、定例通りメディカルチェックを受けたが、今回は歯の健康状態も調べられたとのことだ。 同クラブのこれまでのメディカルチェックでは身長測点、脂肪指数、血液検査、尿検査、心臓病検査、足病検査などが行われていたが、フリック監督および彼の率いるコーチングスタッフはそこに歯科検診も含めるよう指示した模様。というのも、近年は負傷と歯の健康状態が密接に関連付いていることが指摘されているためだ。 数年前、スポーツ医学を取り扱うジャーナル紙『ブリティッシュ・ジャーナル・オブ・スポーツ・メディシン』は、検査を行ったイギリスのフットボール選手たちの内77%が歯肉炎、80%が歯周病を患っていることを発表。とりわけ不正咬合は危険性が高く、食物をしっかり噛めないことで消化器系に影響を及ぼし、筋肉に十分な栄養が行き渡らない可能性があるという。 ハンジ・フリック監督とそのコーチングスタッフは、これから筋肉ができ上がっていく若手選手たちも多いバルセロナにあって、負傷のリスクを最低限抑えるために徹底的な管理を行う考えのようだ。