卒業式と入学式で「同じ服」を着てもいいの?手持ちのスーツで、どれくらい印象を変えられるか検証!
卒業式と入学式で、まったく同じスーツを着回してもいいの? 子供の大事なハレの日だから失敗したくない気持ちと、それぞれにスーツを買っても滅多に出番がないからもったいないという気持ちで、迷ってしまいますよね。そこで、同じジャケットとパンツを使って、どれくらい印象を変えられるのか、検証したいと思います。 【写真で解説】卒業式と入学式で、同じジャケットとパンツを着回して見たら、こうなった!
卒業式と入学式に着回すのは、ネイビーのジャケットとパンツ
今回の検証に使用するのは、ネイビーのジャケットとパンツです。私はスーツを持っていないので、ぞれぞれ別のブランドのアイテムを使用しましたが、手持ちのスーツがある方はそちらがおすすめです。学校が自由な校風なら問題ないかもしれませんが、ジャケット&パンツよりも、ビジネススーツのほうがよりきちんと仕上がるので、卒業式や入学式シーンにはよりフィットするでしょう。
ムダのない着回しのポイント(1) 替えるのはインナーだけ
同じジャケットとパンツ(やスーツ)を卒業式と入学式で着回すという前提なので、洋服で替えるのはインナーだけ。 よく見るアイデアは、「ジャケット、パンツ、スカートの3点セットを買ってボトムを変える」、「明るい色と暗い色のジャケットが揃った5点セットを買って、ガラリと印象を変える」など。ですが、今回はあくまでもジャケットとパンツはまったく同じものを使用します。 その場合のインナー選びで重要なのは、大きく「色」も「デザイン」も異なる2枚のトップスを使用すること。たとえば、色は卒業式にはダークカラー、入学式には明るいカラーを選び、卒業式にはサテンのクルーネックのシンプルなブラウス、入学式にはボウタイブラウスを選ぶ、などというように。そうすることで、同じジャケットとパンツでも印象を変えやすくなります。
ムダのない着回しのポイント(2) バッグと靴は同じものを使い回す
靴とバッグは卒業式と入学式で変えてもいいですが、ジャケットとパンツが同じなら、小物がチグハグしてしまうこともないので、同じものを使い回し。そのためには、できるだけシンプルなものを選んでおくのがおすすめです。
ムダのない着回しのポイント(3) パールネックレスやコサージュなどのアクセサリーは新調しても損なし!
ジャケットやパンツ、スーツは着回しでいいし、インナーももし手持ちで使えるものがあればそれを着れば良いと思っていますが、卒業式や入学式のセレモニーらしい小物は、もし持っていなかったら、このために新調しても元が取れると感じるくらい、大きな役割を果たしてくれます。洋服を買うよりお金もかかりませんし! たとえば、パールのジュエリー(本物のパールである必要はありません)やコサージュ。同じ服でも印象を変えるのに効果を発揮します。
撮影・構成・文/高橋香奈子
高橋 香奈子