妻のパート時給が「1100円→1150円」に! 週4で働いてるけど「130万円の壁」を超えて、社会保険に加入する必要はある?「手取り」を減らさないための注意点を解説
パートに関係する年収130万円の壁
130万円の壁とは、従業員数や週あたりの勤務時間に関係なくパート収入が年間130万円以上だと、社会保険への加入義務が発生し配偶者の扶養からはずれることを指します。 いままでは保険料の負担なしで社会保険に加入していたのが、自分で社会保険に入る必要が出てくるため、手取りにも影響することになります。年収130万円の場合、保険料は年間20万円ほどになるため、手取りは約110万円となります。 ただ、手取りが減るというのはデメリットですが、年金や健康保険の保障を手厚くできるというメリットもあるため、悪いことばかりではありません。
まとめ
配偶者の扶養の範囲内で働いている場合、社会保険料の負担が発生しないため、うまく年収を調整して106万円や130万円以下に抑えている人も多いでしょう。しかし最低賃金の改定により賃金がアップすることで、自身の給与も上がってしまい年収の壁を超えてしまう可能性があります。 毎年の最低賃金額を考慮しつつ手取り収入を重視するなら、年収の壁を超えないよう意識することが大切です。 出典 厚生労働省 地域別最低賃金の全国一覧 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部