特別警戒アラートじゃないと開放されない?街なかの避暑スポット「クーリングシェルター」 暑い福島県では「涼み処」が登場
スーパーや郵便局も涼み処に
ふくしま涼み処は、マップ上で検索することができる。公共施設に限らず、スーパーや郵便局、コンビニなども涼み処となっていて、県北地区だけでも339カ所ある。 ふくしま涼み処の運用は、9月までを予定している。詳しくは「ふくしま涼み処マップ」で検索。
熱中症特別警戒アラートの課題
警戒アラートは、県内1カ所でも暑さ指数が33を超えれば発表されるが、特別警戒アラートは、全地点で35以上にならないと発表されない。 暑さ指数の観測点は福島県では29地点あり、2023年に「暑さ指数35」を超えたのは、伊達市梁川で12回。広野、いわき市山田、石川でそれぞれ1回。それ以外は一度もなかった。 福島テレビの斎藤恭紀気象予報士は「全地点で暑さ指数が35を超えたのは過去一度もなく、もしそうなればとてつもない熱災害になる。福島は地域によって、気候も標高も違うので、発表をエリアごとに分けるなど、弾力的に運用されるべきでは」としている。 (福島テレビ)
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