「ChatGPT」を動画制作で活用する方法は? 企画・構成、SNS、配信先までを提案してもらうためのプロンプトなどを解説
以下は、最初に提案があった宣伝色の強い動画の配信先として、GPT-3.5が出力した例です。
「ショート動画」という特性は考慮されていませんが、「無料」という条件を外したため、費用のかかるインフルエンサーやスポーツ関連サイトでの広告掲載、Facebookでのターゲティング広告が提案されています。 精度の面でGPT-4に劣るGPT-3.5ではありますが、時に的外れな回答があったとしても、むしろアイデアの幅を広げる機会になったと感じることがあります。「ちょっといつもと違う方向性で」または「初めてなので、まずはいろいろ知りたい」という場合には十分利用できるでしょう。 ■ 8. 実施スケジュール ・コツ:進行状況や依存関係を考慮して出力してもらおう さぁ、下準備は完了しました。あとは施策を回すだけです。ここまで具体化されたら、実際にやってみたくなりませんか?しかしながら、多忙なネットショップ担当者は、日々のタスクに追われ、なかなか新しい施策に着手することが難しい面もあるかもしれません。 「もし、この施策をやるなら」とスケジュールを見積もり、時間が取れないか検討を進めてみましょう。もしくは、提案されたスケジュールをもとに、上司に業務を調整してもらう手もあるでしょう。 単に「忙しいから調整してほしい」と口頭で伝えるより、文書化されたスケジュール案がたたき台としてあれば、建設的な議論がしやすいものです。 では、ChatGPTにスケジュール案を提示してもらいましょう。 ◆プロンプト例 いいですね。では。これまで考えてきたプレスリリース以降、すべての施策を1ヶ月で実施するとして、進行状況や依存関係を考慮し、実現可能なスケジュールを立ててください
以下は、GPT-4の出力例です。かなり詳細かつ、バッファも考慮しているとのこと、すぐにでもチームで検討できそうな内容です。
以下は、GPT-3.5での出力例です。かなりタイトなスケジュールですが、タスクリストとしては使えそうです。