「ChatGPT」を動画制作で活用する方法は? 企画・構成、SNS、配信先までを提案してもらうためのプロンプトなどを解説
■ 6. ショート動画の構成を提案してもらう ・コツ:ショート動画施策をする媒体、目的を明確にし、プロンプトに反映しよう 新商品を販売する上で、動画が効果的なのはネットショップ担当者の皆さんならよくご理解いただいているでしょう。見込み客に、商品を買った後のシーンやライフスタイルをイメージしてもらったり、使い方をわかりやすく解説したりして、購買を強力に後押しできます。 また、SNSでの認知向上を考えれば、ショート動画やリール動画が有効でしょう。近年、スマホ1つで撮影から編集、プラットフォームへのアップロードまでが簡単にできるようになりました。しかし、慣れない作業は腰が重くなりがち。最初の企画・構成だけでもChatGPTに手伝ってもらいましょう。 ◆プロンプト例 ショート動画で、この商品を売りたいのだけど、構成案を考えてもらえますか?各シーンの秒数の目安も提示してください。
なお、GPT-3.5では、以下のように簡単な構成例が出力されました。GPT-4ほど詳細ではありませんが、必要な映像や情報の要素を確認するには十分な内容です。ここからご自身で検討を深める、ChatGPTとさらに会話をするなどして、各シーンの映像、音声、テキストの内容を詰めていくとよいでしょう。
SNSに拡散を目的としたショート動画を投稿する際、ターゲットに役に立つ情報提供、エンターテイメント性が求められます。たとえば、「水が不要であることをユーモアとエンターテイメント性を重視して伝えてください」と入れたり、ショート動画の拡散ノウハウをフィードバックするなど、当初のプロンプトに入れておくとよいでしょう。
ちなみに、上記の内容をプロンプトに入れると、GPT-4では以下のような出力結果となりました。登場人物の「筋肉質の人」のキャラクターに左右されそうですが、エンターテイメント性が強化され、ユーモラスな動画の案が提示されています。ここまで具体的であれば、演者の筋肉質の人にもイメージが伝わりやすいでしょう。