「ChatGPT」を動画制作で活用する方法は? 企画・構成、SNS、配信先までを提案してもらうためのプロンプトなどを解説
利用が拡大する「ChatGPT」を実際の業務でどう使うべきか、まだイメージを持てていない方も多いのではないでしょうか。新商品の発売開始を想定したプロモーション施策(プレスリリース作りなどの過去URL入れる)の一環として、ショート動画のアイデア出し、そしてプロモーションプランの検討を進める作業を「ChatGPT」で行ってみましょう。時間軸が入ると、頭を悩ませる要素も増えますが、ChatGPTならば、すぐにたたき台を出力してくれます。 ● ● 【テキストデータを集めて時短しよう】
第3回からの連載では、プレスリリースの作成を通してChatGPTに新製品の情報をインプットし、新商品のプロモーションにまつわるさまざまなアイデアや文章作成を、シンプルな指示(以下、プロンプト)で行ってきました。
「ショート動画の構成を提案してもらう」ことから着手する場合、この後に提示するプロンプトに加え、新商品の情報をChatGPTに伝える必要があります。 新商品の名称、特徴、ターゲット、提供価値、価格、発売日、キャンペーン……。そこで「まず書くのが大変」となりがちですが、音声入力を利用することで時短になります。 また、新商品の企画書、仕入れ先のホームページ、提案資料のPDFなど、社内に何らかのテキストデータを入手できれば、テキストデータをコピー&ペーストしてプロンプトを作成することで新商品の情報を抽出することも可能です。 ◆プロンプト例 あなたは広報担当者です。以下の「企画書」をもとに、「情報」を抽出し、表形式で出力してください。 ●情報 ・新商品の名称 ・特徴 ・ターゲット ・提供価値 ・価格 ・発売日 ・キャンペーン ●企画書 件名:XXXXXXXXXXXXXXXXXX (以下略)
以下はGPT-3.5の出力例です。この情報をベースに、各種プロモーションの文章作成やアイデア出しを進めることができます。では、今回はまず初めにショート動画の構成案を提案してもらいましょう。