筋肉マンに囲まれたコリン・モリカワ【写真：米国男子ツアーの公式Instagram（@pgatour）より】

現在、フロリダ州で開催中の「アーノルド・パーマー招待」。そのプロアマ戦でコリン・モリカワ（米国）が、アメリカンフットボール（NFL）、バスケットボール（NBA）、プロレス（WWE）のスーパースター3選手と並んだ写真を、米国男子ツアーの公式インスタグラムで公開した。 圧倒的な身長差！ でも、一番飛ばしたのはおそらく……【米国男子ツアーの公式Instagramより】 写真に写るのは、左からトレバー・ローレンス、ヴィンス・カーター、モリカワ、バロン・コービンの4人。ローレンスはNFLジャクソンビル・ジャガーズに所属し、ポジションはクォーターバック。大学時代から大活躍を見せ、2021年にプロデビュー。将来が嘱望される24歳の若手選手だ。   カーターは1998年にNBAトロント・ラプターズでプロデビュー。以来、8つのチームで活躍をしてきた元選手。ファンやメディア、そしてNBA公式からも「史上最高のダンカー」と評されている。コービンはアメリカンフットボール選手と同時に、ボクシング、ブラジリアン柔術などでも活躍。2012年にアメリカのプロレス団体WWEの下部組織でデビュー。WWEに昇格後は、いくつものタイトルも獲得してきた主力選手の1人だ。   そしてモリカワは、カリフォルニア州ロサンゼルス出身の日系米国人。アマチュアの世界ランキング1位に立つなどの活躍の後、2019年にプロ転向すると6戦目にして初優勝。その後、米国ツアーでは20年に「全米プロゴルフ選手権」、21年には「全英オープン」とメジャー2勝を含む6勝、DPワールド（欧州）ツアーでは4勝を挙げている。昨年10月に日本で開催された米国男子ツアー「ZOZOチャンピオンシップ」での優勝は記憶に新しい。   1枚目の写真はローレンスが自撮りするカメラに向かって笑顔を浮かべている。そして2枚目の写真では4人が横に並んでいるが、モリカワを囲む3人の大きさには驚かされる。モリカワの身長は175センチと決して小柄なわけではない。他の3人が戦う競技では、身体の大きさも重要なポイントであるということだ。   この写真を見たファンも、「アスリートと一緒に立っている子供は誰？」「踏み台が必要だね」「一番小さい男が一番遠くまで飛ばすと思う」などとコメント。また「なんて予想外の4人」との声もあり、この組み合わせに驚いているようだった。   モリカワは「アーノルド・パーマー招待」の初日を首位と4打差の2アンダー、20位タイでスタート。2日目以降、さらなる上位進出を目指す。