ジャンボタニシにキョンからクマまで! 在日ベトナム人たちが日本の有害生物を狩りまくっていた!!
そこで住所の場所に行ってみたところ、農家の裏にある古い一戸建て家屋に、5、6人のベトナム人男性が住んでおり、大音量でベトナムポップスを流していた。通訳を介して話しかける。 「肉の発送元? 俺は2日前にここに来たばかり。ほかの連中も、数週間働けば違う所に移る。何も知らないよ」 ベトナム人は住居を訪ねると、たとえ面識がなくても家に上げてくれることが多いが、彼らは珍しく態度がよそよそしい。農業に従事する技能実習生だというのだが、仮にそうであれば、短期間で実習先(職場)がポンポンと変わるのは不自然である。 男性たちの何人かは体にタトゥーがあり、人相も一般のベトナム人と比べて崩れている印象だった。通常のマジメな技能実習生ならわかるレベルの、簡単な日本語も話せない。 「さっさと帰ってくれよ! 俺たちは何も知らない」 そう話す彼らの背後、屋内からはかすかに獣臭が漂い、玄関先には見覚えのあるボロボロの段ボール箱が6箱置かれていた。 雑談するフリをして、箱の送り状を確認する。いずれもここの住所が書かれ、差出人も私たちが受け取った送り状と同一の男性名。外国人特有の筆跡も変わらない。箱の送り先は北海道から山口県まで全国各地にわたり、いずれもベトナム人宛てだった。 「箱の中身は服だ! 日本人のシャチョウに発送を頼まれたんだ!」 男たちは苦しい説明を続けたが、ここが肉の発送拠点なのはほぼ確実だろう。 古い一戸建て家屋と広い庭、騒音が問題にならない立地、自動車も保有していたので、移動手段もある。こういった条件から、彼らが狩猟や解体まで手がけている可能性も十分にありそうだ。 事実、近隣の日本人住民からは「ベトナム人が野生動物を狩るのを見た」という証言も得られた。 ちなみにキョンは体が小さく(中型犬程度の大きさ)、ニホンジカやイノシシと比べて狩猟が容易だ。しかも、千葉県ではニホンジカの倍近くも増えている。 フェイスブックのボドイ・コミュニティで流通する「シカ肉」には、おそらく房総半島が拠点のベトナム人集団が密猟したキョンの肉がけっこうな割合で含まれているはずだ。