取材を受ける西村優菜

　女子ゴルフの今季メジャー初戦となるシェブロン選手権は18日から4日間、米テキサス州ヒューストン近郊のカールトンウッズ・クラブ（6889ヤード、パー72）で開催される。 　日本ツアー通算6勝の西村優菜（23＝スターツ）は自身2度目の出場となる。開幕を翌日に控えた17日に取材に応じ、「去年は少しでもポイントみたいな感じでメジャーに来てたんですけど、今年はもっと上位を目指していく試合にしたいっていう気持ちがある。いつもとは違う感覚で臨めているのも良いことなのかなと思うし、しっかり上を見て頑張りたい」と力を込めた。 　一時帰国していた日本から時差調整もかねて13日にはすでにヒューストン入りした。ルーキーイヤーだった昨年は56位で終えて「ギリギリで入って、バタバタしてしまった」という反省から。米ツアー本格参戦2年目の23歳は「今年はメジャーに合わせてスケジュールを組んで、照準を合わせられている」とうなずく。 　この日は仲の良い古江彩佳と練習ラウンドを行った。今大会は最多の日本勢10人が出場する。「日本人が増えたことはどこか安心感もあるのが半分で、半分は負けないように頑張ろうという気持ちもある。どちらも自分にとっては良いこと。アメリカでみんなで競い合えるのは凄くうれしい」と言った。ライバルの存在は、西村にとっての良い刺激になっている。 　納得の準備を終えて、いよいよ今季メジャー第1戦に挑む。「結構ワクワクしています」と開幕を心待ちにした。