東洋大・石田洸介、早大・山口智規、東海大・花岡寿哉らがエントリー! 東農大・前田和摩は登録されず/全日本大学駅伝関東選考会
関東学連は6月9日、第56回全日本大学駅伝(11月3日)の出場権を懸けた関東学連推薦校選考会の出場校とエントリー選手を発表した。 選考会のエントリー全選手をチェック! 11年連続の全日本出場を目指す東海大は、5月の関東インカレで活躍した花岡寿哉、兵藤ジュダの3年生コンビが揃って登録。10000m上位8人の合計タイムも3時間48分37秒21と断然のトップに立つ。梶谷優斗(4年)や竹割真(3年)など経験豊富なメンバーで挑む。 昨年の本大会でシード権を喪失した東洋大は2年ぶりの選考会。復調の兆しを見せる石田洸介(4年)や2年前の選考会で好走している梅崎蓮(4年)が登録したほか、4人のルーキーが名を連ねている。 箱根駅伝7位の早大は関東インカレ5000m3位の山口智規(3年)が順当にエントリーし、4年生の石塚陽士、伊藤大志、伊福陽太や箱根駅伝5区で好走した工藤慎作(2年)が登録した。順大はチーム最速の28分13秒67のベストを持つ玉目陸を筆頭に、池間凛斗、川原琉人、谷本昂士郎と元気な1年生が4人メンバー入り。海老澤憲伸(4年)など上級生と力を合わせ、8大会連続の全日本出場に懸ける。 前回の本大会で序盤に健闘した帝京大は多くの駅伝経験者がチームに残る。エースの山中博生(4年)は5月の関東インカレ2部10000mで4位と好走。小林大晟(4年)、島田晃希(3年)らとともにチームを牽引する。 前回出場校では、国士大が主力が順当にメンバー入り。一方、昨年14大会ぶりの復活出場を遂げた東農大は、その立役者となったエース・前田和摩(2年)がエントリーされず。また、持ちタイムでチーム上位の吉村智輝(3年)、高島侑翔(4年)らもメンバーから外れている。 復活出場を目指すチームでは、前回の選考会で失格により本戦出場を逃した中央学大が有力。ユニバ代表の吉田礼志(4年)はリベンジの舞台となる。法大は28分台のベストを持つ小泉樹(4年)、箱根駅伝6区区間賞の武田和馬(4年)などがチームの核となりそうだ。日体大、明大も1月の箱根路を走った選手がほぼ全員登録した。 このほか、日大、駿河台大、山梨大、麗澤大、専大には留学生を擁し、例年通りであれば最終組での走りに注目が集まりそうだ。 関東学連選考会は6月23日(日)、神奈川の相模原ギオンスタジアムで開催。1校2名ずつが4組に分かれて10000mに出走し、8名の合計タイムの上位7校が伊勢路行きの切符を手にする。なお、7校目が同タイムの場合は抽選により決定する。
月陸編集部