4日(土)～6日(月)の天気と予想気温

　今年初の土日も厳しい寒さで、あす4日(土)までは日本海側で降雪の強まる所がありそうだ。5日(日)は関東から西を中心に穏やかに晴れるものの、西から天気が下り坂に向かう見込み。6日(月)には広い範囲で雨となりそうだ。さらに来週は中頃から新春寒波が襲来し、一段と寒さが厳しくなる見込み。

4日(土)も防寒対策を

上：3日(金)の最高気温(午後3時まで)／下：雨と雪の予想(4日(土)午前4時)

　きょう3日(金)は全国的にきのうより気温が低く、厳しい寒さとなっている。東京都心では7.6℃までしか気温が上がらず（午後3時現在）、特に午前中は凍えるような寒さとなった。あす4日(土)はきょうよりもさらに寒くなる所があり、初詣や初売りへはしっかり着込んで出かけたい。天気は太平洋側では広く晴れるものの、日本海側ではしぐれる見込み。北陸や北日本の山沿いを中心に降雪が強まりそうだ。

5日(日)は冬型緩む　西から天気下り坂

5日(日)夜の天気分布

　あさって5日(日)は冬型の気圧配置が緩み、西から高気圧が張り出してくる。北陸や北日本の日本海側では雪や雨が降りやすいが、日中は小康状態となる見込み。関東から西の地域は晴れる所が多くなりそうだ。気温は日本海側では4日(土)よりは上がる予想で、寒さは和らぐ見込み。ただ、西日本の天気はゆっくり下り坂で、夜には次第に雨が降り出しそうだ。

6日(月)は広く雨　太平洋側も含め天気崩れる

雨と雪の予想(6日(月)午前9時)

　6日(月)になると前線を伴った低気圧や湿った空気の影響を受けるため、太平洋側も含め天気が崩れる見込み。西から雨の範囲が広がり、山沿いや北日本では雪となりそうだ。ただ、雨の範囲や降水の強さにはブレがあり、今後も最新の予報を確認してほしい。

来週は新春寒波　晴れる所も日に日に気温ダウン

上：9日(木)夜の寒気の予想／下：週間予報

　週明けに降る雨のあとは今シーズン一番の強い寒気が流れ込み、北日本や北陸を中心に冬の嵐となりそうだ。今回の寒気は西回りで流れ込み、さらに週後半にかけて長く流入が続くことが予想される。そのため、北日本や北陸だけでなく、山陰など西日本でも大雪になる所がありそうだ。晴れる太平洋側でも来週は気温が右肩下がりで、10日(金)の朝は東京都心でも0℃まで冷え込みそうだ。 （気象予報士・多胡安那）