U-NEXTがワーナー・ブラザース・ディスカバリーと新たな独占パートナーシップ契約
有料動画配信サービス「U-NEXT」を展開するU-NEXTはワーナー・ブラザース・ディスカバリー(WBD)と新たな独占パートナーシップ契約を締結し、動画配信サービス「Max」が9月25日14時からU-NEXTに登場すると9月19日に発表した。Maxの2500作品以上、1万6000以上のエピソードをU-NEXTで独占配信する。4K/HDRの高画質作品も順次拡充し、日本コンテンツをU-NEXTからMaxを通じて全世界にプロモーションしていく。
WBDには『ハリー・ポッター』『ゲーム・オブ・スローンズ』『セックス・アンド・ザ・シティ』などがある。「HBO」「MAXオリジナル」「ハリー・ポッター」「DC」「ワーナー・ブラザース」「カートゥーン ネットワーク」「ディスカバリーチャンネル」「アニマルプラネット」などで洋画、海外ドラマ、キッズ・ファミリー、ドキュメンタリーを提供する。『ハリー・ポッター』全シリーズが初めてU-NEXTで見放題になる。 世界的メディアコングロマリットのWBDの会員は1億330万人(2024年第2四半期)。U-NEXTは2021年3月にワーナーメディア(現WBD)と定額動画配信で独占パートナーシップ契約を締結して「HBO」「HBO Max」のコンテンツを提供してきた。主力のMaxをアジア太平洋地域でさらに市場開拓を進める中で、日本ではU-NEXTが独占パートナーになった。U-NEXTの月額プラン会員は追加料金なしで全Max作品を見放題で楽しめる。 これまでU-NEXTは日本国内での配信に限定されてきたが、WBDとの契約によって日本の映画・ドラマのコンテンツの一部作品はU-NEXTを介してMaxでの全世界配信が実現する。公開直後のヒット作の独占的な配信など、世界への発信を前提にした取り組みを通じて日本のIP(知的財産)をグローバルIPに育てる視点で発信・育成で協業するほか、日本の権利者ともより強固な関係性を築いていく。