ハリケーン「ミルトン」の雲 タンパ直撃の確率100年に1度
マイアミ、フロリダ州、10月8日 (AP) ― 勢力が弱まったものの、依然として猛烈なハリケーン「ミルトン」は10月10日午後、米南部フロリダ州西海岸の人口密集都市タンパとセントピーターズバーグを、100年に1度の確率で直撃するおそれがある。 その場合、潮位が3~4メートル上昇し、12日前にハリケーン「ヘリ―ン」が残した残骸を、さらに広範囲に撒き散らす可能性が高い。 宇宙から巨大な「ミルトン」の雲を撮影したクルードラゴン「エンデバー」の3人の飛行士は、7カ月の宇宙滞在を終えて7日に地球に帰還の予定だったが、「ミルトン」のおかげで帰還が最速でも13日に延期された。 (日本語翻訳・編集 アフロ)