フロリダ州で大規模避難準備 ハリケーン「ミルトン」が接近
マイアミ、フロリダ州、10月8日 (AP) ― ハリケーン「ミルトン」がメキシコ湾の温かい海水温で勢力を拡大する中、上陸が予想される米南部フロリダ州では、2017年以降最大規模の避難準備が進められている。 「ミルトン」は10月7日未明、メキシコ西部ユカタン半島プログレソの西北西354キロ、フロリダ州タンパから1239キロ離れた海上にあって、最大風速40キロの暴風を伴って、フロリダ州のタンパやオーランドなど主要都市に向かっている。 2017年のハリケーン「イルマ」の襲来では、約700万人がフロリダ州から避難を勧告された。この大量避難で高速道路は大渋滞、地域のガソリンスタンドには長蛇の車列ができた。 過去のハリケーンから学んだ教訓をもとに、フロリダ州では避難ルートに電気自動車用の緊急燃料や充電ステーションを設置している。 (日本語翻訳・編集 アフロ)