【写真：Getty Images】

　セリエA・ナポリが、プレミアリーグ・ブライトンで活躍するサッカー日本代表FW三笘薫の獲得を検討しているという噂が持ち上がった。英メディア『Sport Withness』など複数メディアが、ナポリがなぜ三笘獲得に関心を示しているのか報じている。　 【写真】ブライトン、最新年俸ランキング 　イタリアメディア『TUTTOmercatoWEB』などは、ナポリでCROを務めるトンマーソ・ビアンキーニ氏がテレビ放映権などに関して日本がセリエAの潜在的なマーケットになる可能性があり、「同国から新たなスーパースターを迎え入れたい」とコメントしたことを報じていた。 　そこで目をつけたのが、ブライトンで活躍している三笘だ。昨季の負傷離脱から帰ってきた三笘は、ここまでプレミアリーグ7試合に出場して1ゴールにアシストを記録。今シーズンにおいては、ブライトンで最も長い出場時間を得るなど印象的な活躍を残している。 　同メディアは、「三笘は日本で非常に慕われているが、キム・ミンジェ（現バイエルン・ミュンヘン）を獲得して韓国に市場を広げたことから、セリエAのチームからも高く評価されている。彼のような選手が加入すれば、日本におけるマーケットを手に入れることができるのではないかという印象がある」と、市場拡大を視野に入れた三笘の獲得であることも言及していた。 　もっとも、『Sport Withness』は、「セリエAのクラブがブライトンのスターを気に入っているのは確かだが、価格面で獲得を諦める可能性がある」と、クラブが三笘に設定している移籍金がネックとなり契約が実現しない可能性があることも伝えている。