A4がA5になる!アウディの新型「A5」の全情報!アウディはその呼称を根本的に変えようとしている
17インチホイールが標準(Sラインは19インチ)、我々がスタジオで取材した車はすべて20インチホイールだった。残念なのは、伝統的なボウハンドルが廃止され、フラッシュドアハンドルが採用されたことだ。「アバント」では、強く傾斜したDピラーとフラットなリヤウィンドウが印象的だ。見た目がスマートぶん容量は縮小している。「A5アバント」の容量は476リットルから1,424リットルで、従来モデルは495リットルから1,495リットルだった。
サルーンも同じだ。トランクを開けるとリヤウィンドウも上昇する点は新しく、サルーンをスポーツバックのように見せている。荷室容量は445リットル(従来は480リットル)。一方、アウディは批判的な点にも対処していて、テールパイプは飾りではなく本物。偽物のエキゾーストトリムは過去のものだ。
ドライブ: ガソリンまたはディーゼルエンジン搭載のA5
2024年11月の市場導入時には「アウディA5」には2リッターのガソリンエンジンモデルとディーゼルエンジンモデルが用意される。すでに2種類のプラグインハイブリッド(航続距離約100km)が発表されているが、3リッターディーゼルもあるかどうかは未定だ。
アウディが「2.0 TFSI」と「2.0 TDI」というシンプルな呼称に戻し、「35 TFSI」や「40 TDI」といった紛らわしい略称を削除したのは良いことだ。ガソリンエンジンは、150馬力の前輪駆動と204馬力(さらにオプションでクワトロ)の2種類。同じく204馬力のディーゼルは、技術的に複雑なマイルドハイブリッドである。いわゆるドライブトレインジェネレーター(TSG)がトランスミッションのアウトプットシャフトに搭載され、24馬力と230Nmのブーストを提供するだけでなく、「A5」を電動で操縦することもできるはずだ。
V6 TFSIを搭載したS5が再び登場
スポーティな走りをお好みのなら、トップモデルの「S5(マイルドハイブリッド車)」がある。「S4」のようなディーゼルエンジンではなく、アウディはガソリンエンジンに回帰している。367馬力と550Nmを発揮する3リッターV6TFSIが、まずまずの推進力を発揮しそうだ。新しいのは、「S」モデルがトルクコンバーター式オートマチックトランスミッションではなく、7速デュアルクラッチトランスミッションを採用していることだ。Sトロニックデュアルクラッチトランスミッションは、他のすべてのエンジンバージョンにも標準装備される。
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