アモリムが明かしたマン・U新監督就任の舞台裏…11日から指揮へ「ユナイテッドにシーズン終了後にできないかと頼んだが…」
ルベン・アモリム監督がマンチェスター・ユナイテッドの新指揮官就任についてコメントしている。 1日にスポルティングCP指揮官のアモリム監督が新指揮官に就任することを発表したマンチェスター・U。2027年6月までの契約で、1年間の延長オプションが付帯している。アモリム監督の新体制は今月11日からスタートする。 同日1日に行われたプリメイラ・リーガ第10節のエストレラ・アマドーラ戦(5-1)では、スポルティングのペンチにはアモリム監督が変わらず指揮。試合を終えての取材に応じた同指揮官は「とても魅力的な挑戦で、断ることはできなかった」と、マンチェスター・Uの新監督就任について言及し、背景を明かしている。『PortuGOAL』が伝えた。 「私はユナイテッドに、シーズン終了後にできないかと頼んだ。それが私の望みだった。ただ、今しかなかった。だから決断しなければならなかった。 (ユナイテッドの苦戦していることで)自分のやり方で進められるのは、まさに私が望んでいた状況だ」 「スポルティングのファンで、私以上に私にシーズン終了まで残ってほしかった人はいないだろう。でも、それは不可能だった。お金のためだと言う人もいる。そんなことはない。他のクラブは3倍以上の金を払う用意があったが、私は断った。ここは私が望んだクラブ(ユナイテッド)だ」 現役時代にポルトガル代表としてもプレーした39歳のアモリム監督は、2020年にスポルティングの指揮官に就任。翌シーズンにはクラブを19年ぶりのリーグ制覇に導くと、昨季にも日本代表MF守田英正らを擁してポルトガル王者にも輝いた。多くの栄光を勝ち取ったクラブに対しては「スポルティングの体制はすべての面で向上しているし、それは私のおかげではない。クラブは非常によく準備されているし、これからも勝ち続けるだろう」と、今後の成功を祈った。