2戦で12得点0失点。凄まじい日本代表を相手はリスペクトし過ぎなのか?三笘薫の見解「諦めが出ている」【現地発】
「我慢強く戦ったことで、僕たちに流れが来た」
[北中米W杯アジア最終予選]日本 5-0 バーレーン/9月10日/バーレーン・ナショナル・スタジアム 【画像】日本代表のバーレーン戦出場16選手&監督の採点・寸評を一挙紹介。4人が7点の高評価。MOMは2G1Aの9番 日本代表は現地9月10日、北中米ワールドカップ・アジア最終予選第2節でバーレーン代表とアウェーで対戦。7-0で中国を一蹴した第1節に続いて、5-0の大勝を収めた。 左ウイングバックでプレーし、1アシストをマークした三笘薫は、こう試合を振り返った。 「前半、意外と(バーレーンが)引かずに、来ていたところもあったので、しっかりと、リスクはあまりかけずに、前線に蹴ろうと全員で言っていたので。そこからセカンドボールの回収をしてというところで、前半は何度か押し込まれましたけど、スローインからも失点はしなかったですし。少し危ないシーンもあり、(ハンドによるPKで奪った)1点目はラッキーでしたけど、それも我慢強く戦ったことで、僕たちに流れが来たかなと思います」 これで最終予選の2試合で12得点0失点。6月シリーズを合わせると、ここ4戦で22得点0失点と凄まじい。 そんな日本を相手は戦う前からリスペクトしすぎていて、それが逆に試合をやりやすくしているのか。そう質問を受けたブライトンのアタッカーは「あぁ、そうですね」と答え、こう見解を語った。 「試合前からそういう事は感じないですけど、試合後のところだったり。2点、3点を取った後の雰囲気というのは、やはりちょっと諦めるところが出てきているので。そこはリスペクトが強いかもしれないです。もちろん、自分たちのプレーだったり強度で、(諦めが)出ているところもありますけど」 日本の7番は、「ここから先はそういう相手でもなくなってくるので。次は、そういう風なところはないと思っています」と続けた。 10月シリーズは、サウジアラビアとアウェーゲームを戦った後、オーストラリアとのホームゲームと山場を迎える。 最短での予選突破は「もちろんしたいですけど、そんな簡単にうまくはいかないと思っています」と気を引き締めた。 取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部)
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