【ラクロス】女子日本代表に中沢ねがいら22人選出 父は元サッカー日本代表 28年ロス五輪の追加競技
日本ラクロス協会は12日、来年1月にオーストラリアで開催されるアジア・パシフィック選手権(APAC)の女子日本代表メンバーを発表し、主将のDF小林遥佳(25=NeO)、元サッカー日本代表の中沢佑二さん(46)の次女でMFねがい(21=米ルイビル大)ら22人、補欠4人が選出された。 ラクロスは28年ロサンゼルス五輪で1908年のロンドン大会以来、追加種目として120年ぶりに採用されることが決定している。APACは10人制で行われ、五輪で採用される6人制とは異なるものの、26年に日本で開催される女子世界選手権の予選を兼ねる重要な大会。東京都内で会見に臨んだ小林主将は「25年のワールドゲームズ、26年の世界選手権につながる大事な大会。これまで関わった全ての方の思いを背負って戦いたい」と意気込みを示した。 現状でロサンゼルス五輪の出場枠数や予選方式は発表されていない。10人制と6人制では競技特性も異なる部分があるものの、同協会の安西渉CSO(最高戦略責任者)は「強化方針は五輪に向けて変わるかも知れないが、今のところの考えでは、そこまで差がない。10人制で活躍できる選手は、6人制でも活躍できる」と説明。4年後に向けて、今後は代表争いも本格的にスタートする。 会見にビデオメッセージを寄せた中沢も、「日本代表として今回の大会に参加できることは本当にうれしい。チームの中で一番海外選手と対戦してきたと思うので、この経験を生かしてチームに貢献したい」と宣言した。