アップルがM4/M4 Pro搭載「Mac mini」発表。手のひらサイズで最安値は9万円台
アップルは10月29日(現地時間)、デスクトップPC「Mac mini」の新モデルを発表した。 【全画像をみる】アップルがM4/M4 Pro搭載「Mac mini」発表。手のひらサイズで最安値は9万円台 また、新しいチップセット「M4 Pro」も発表された。M4もしくはM4 Proが新型Mac miniに搭載される。 新型Mac miniの標準構成の直販価格(いずれも税込)は以下の通り。発売日は11月8日で、予約受付が開始している。 M4(10コアCPU/10コアGPU)、16GBメモリー、256GB SSD……9万4800円~ M4(10コアCPU/10コアGPU)、16GBメモリー、512GB SSD……12万4800円~ M4(10コアCPU/10コアGPU)、24GBメモリー、512GB SSD……15万4800円~ M4 Pro(12コアCPU/16コアGPU)、24GBメモリー、512GB SSD……21万8800円~
約2年ぶりの新モデルで小型化を実現
新しいモデルのMac miniが発表されるのは、M2搭載Mac mini(2023年1月発表)以来、2年弱ぶり。 新型Mac miniでアピールされているのは、「手に収まる」とされる小ささだ。 M2搭載Mac miniは19.7cm四方、高さ3.58cmだったが、新型Mac miniは12.7cm四方、高さ5cmになった。高さが少し高くなった一方で、設置面積の小型化を実現している。 M4の電力効率に加え、空気をシステムの各階層に流して底面から排気するサーマル構造が、小型化に貢献したという。
M4 Proチップ搭載モデルも
新型Mac miniに合わせて発表されたM4 Proは、最大14コアのCPU(10の高性能コアと4つの高効率コア)や最大20コアのGPUを備える。 アップルによれば、M4 Proのニューラルエンジンは、M1搭載のMac mini(2020年11月発表)と比べて3倍以上高速になった。 10月28日に英語での提供が始まった生成AI機能「Apple Intelligence」が、より高速に動くようになる(MacでApple Intelligence自体はApple Silicon搭載機種であれば動作する)。