iPhoneでシャッター音を鳴らさずに写真撮影する3つの手段
静かな環境で鳴り響くスマートフォンのシャッター音──せめて音が小さくなればと、スピーカーの穴を指で塞いで撮影するという、涙ぐましい努力をしたことがある人もいるでしょう。 【画像で見る】動画撮影中、白丸のアイコンが表示されるのでタップすると静止画が撮影できます。ただ、音などのフィードバックが一切ないので本当に撮影できているか確認できないのが難点です あるいは、電車の中で気になる画面のスクリーンショットを撮影したら盛大に音が鳴り、気まずい思いをしたという人も少なくないかもしれません。 スマホのカメラでシャッター音が鳴るのは、盗撮防止のために仕方がないとも思えるのですが、実は音が鳴ってしまうのは日本の独自仕様です。海外では、シャッター音を消せるのが当たり前です。 日本で販売されているiPhoneも、海外に持ち出して消音モードにすればカメラのシャッター音が鳴らなくなります。ちなみに、スクリーンショットの音は消音モードにしていれば日本でも鳴りません。 「なぜカメラのシャッター音は日本だけ消せないのか……」と嘆いていても仕方がないので、この記事では日本にいてもiPhoneのシャッター音を鳴らさずに済む3つの方法を紹介します。もちろん、盗撮や違法行為、マナー違反行為に使わないというのは大前提です。
ビデオ撮影中に静止画を撮影する
iPhoneのカメラアプリでは、ビデオ撮影中に静止画の撮影も可能です。このとき、動画撮影の妨げにならないようにシャッター音は鳴りません。これを利用することで、シャッター音を鳴らさずに写真を撮影することが可能です。 ビデオ撮影の開始/停止時に小さく「ピン」「ポコン」という音が鳴ってしまうので、厳密には無音にできるわけではありませんが、シャッター音よりも気にはなりません。 注意点として、ビデオ撮影中にスクリーンショットを撮るようなイメージなので、撮影される写真のアスペクト比はビデオと同じ16:9になります。
Live Photosで撮影する
iPhoneのカメラアプリには、Live Photos(ライブフォト)という機能があります。これは、シャッターを押した前後1.5秒ずつ、合計3秒の映像を記録できるというものです。このLive Photosで撮影する場合、通常のシャッター音は鳴らずに、撮影終わりに小さく「ポコン」というビデオ撮影の停止時と同じ音が鳴ります。 撮影した写真は短い動画としても再生できますが、その中から選んだ「キー写真」を通常の静止画と同じように扱うことも可能です。こちらも完全に無音にできるわけではありませんが、通常のシャッター音よりも小さい音で済みます。
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