カマル・ウスマンら指導「Kill Cliff FC」コーチのフーフト氏が日本でセミナー開催
米国の名門ジム「Kill Cliff FC」のヘッドコーチ、ヘンリー・フーフト氏(55)が日本で主にプロファイターを対象としたMMAセミナーを開催する。 格闘技・プロレスの放送に力を入れるABEMAは12日、「ABEMA格闘チャンネル海外武者修行プロジェクト」の一環として、昨年に引き続き本年度も新たに日本でのMMAセミナー開催を支援すると発表した。 「ABEMA格闘チャンネル海外武者修行プロジェクト」は、世界で活躍することを目標に日々奮闘している、あるいはすでに世界で戦っている日本人若手選手のさらなる成長を支援するプロジェクト。選手を一定期間米国に滞在させるほか、それぞれの適性に合った北米トップレベルの総合格闘技ジムで経済面に心配することなく練習だけに集中することができる環境を提供する。 同プロジェクトは22年の発足以降、平田樹、木下憂朔、澤田千優、鈴木崇矢、岩崎大河ら、将来有望な格闘家たちを米国へ送り出し、それぞれの成長した姿をABEMA格闘チャンネル公式YouTubeで伝えてきた。 今回支援を決定したMMAセミナーでは、昨年同様フーフト氏が、原則としてプロファイターを対象に、世界各国で実施しているセミナーおよびレッスンをそのまま日本で開催する。東京と大阪での実施が決定しており、東京は12月13日、16日、大阪は12月21日にそれぞれ行う。参加を希望する選手は(https://forms.gle/YydbaJJH1kFht52X6)から応募することができる。 ◆ヘンリー・フーフト 1969年5月21日、オランダ・ハーグ生まれの元キックボクサー。通算90戦以上戦い、K-1にも参戦経験がある。現役時代はピーター・アーツ、タイロン・スポーンのチームメートで日本での練習経験もあり、多くの日本人選手の指導経験を持つ親日家。現在は「Kill Cliff FC」のヘッドコーチを務める。MMAではカマル・ウスマン、エディ・アルバレス、マイケル・チャンドラー、ギルバート・バーンズ、アンソニー・ジョンソン、ジェイソン・ジャクソン、ローガンストーリーら数々の王者、名選手を育てている。