MicrosoftのCopilot+PC試してみた。AI召喚でなにが変わる?Windows PCとどう違うの?
話題のリコール機能(プレビュー版)は?
なにかと話題のリコール機能。 「リコール」は定期的かつ自動的に、画面に表示されている情報のスナップショットを撮り、いつどんな作業をしていたのかの視覚的なタイムラインを作成。あとから探しているコンテンツをすぐに見つけられる機能です。 アプリケーション・ウェブサイト・画像・文書など、データ形式にとらわれずに、横断的に探したいコンテンツを見つけることができるそうです。 スナップショットに含まれている要素を自動で認識してくれるので、「海」や「子ども」といったワードを入力すると、それらが写っている写真も見つけてくれます。 実際に試してみたところ、「黄色いバーグラフ」と入力することで、どこに格納したか忘れてしまっていた表を呼び出すことができました。 画像に含まれているテキストを検索することも可能。上記グラフであれば「製品別売上げ」と入力することでも探し出せるのです。 このように、パソコン上のファイルやデータをきちんと片づけていなくても、必要な時に必要なものを瞬時に表示してくれる機能がリコールです。
AIと一緒に画像作成。コクリエイター機能
「コクリエイター」はペイントアプリ内で起動する、ほぼリアルタイムで画像を生成できる新機能です。 これまでの生成AIの多くは、文字によるプロンプトを利用していましたが、こちらはイラストを実際に描きながら大まかなイメージを直接的に伝えることができます。さらに、あわせてプロンプトも使って細やかな指示を送ることも可能。 左の大きな画面には自分が描いた絵、そして右の画面にはAIが生成した画像が表示されます。 「創造性」というスライダーを使えば、AIへの依存度を変えることができます。創造性が低いとほぼ手描きのイラストのままですが… 創造性を最大値に振り切ると生成画像が一変しました。さらに、水彩画風、実写風、印象派風、アニメ風などのスタイルを選択することで、絵の印象をガラリと変えることができます。 繰り返し指示を与えていくことでアートワークが洗練され、AI と共に創作しているような感覚を味わうことができて、ワクワクしました!