MicrosoftのCopilot+PC試してみた。AI召喚でなにが変わる?Windows PCとどう違うの?
仕事に、生活に、AIの手助けを本格的に導入したいと考えている人に。 AIのために設計された新カテゴリーのWindows PC「Copilot+ PC(コパイロット プラス ピーシー)」が2024年6月18日から販売開始されました。 MicrosoftのCopilot+PC試してみた。AI召喚でなにが変わる?Windows PCとどう違うの? これまでのWindows PCとは、どう違うのでしょうか。
CopilotキーでAIを召喚
「Microsoft Copilot(マイクロソフト コパイロット)」とは、マイクロソフトが開発したAIアシスタントの総称。 今回登場したCopilot+ PCでは、物理ボタン「Copilotキー」1つでCopilotにアクセスできるようになりました。 無償版「Copilot」では チャット形式での調べ物、長文PDFの要約、文章のドラフトやテキストからの画像生成などが、そして有償版の「Copilot Pro」(月額3,200 円)ではさらにWord・Excel・PowerPoint・Outlook・OneNoteに組み込まれたCopilot を利用できます。 また、今後数週間でMicrosoftのパートナーであるOpen AI(オープンAI)の「GPT-4o」などのAIモデルの導入を予定しているとのことで、より感覚的な音声でのやりとりが可能になるそうです。 Copilotキーを備えたCopilot+ PCは、マイクロソフトのSurfaceに加え、日本エイサー、ASUS Japan、デル・テクノロジーズ、日本HPとレノボ・ジャパンから多様なモデルが販売されています。
Copilot+ PCには5つの新機能が搭載
Copilot+ PCは、クラウド上のコンピューティングパワーを利用する大規模言語モデル(LLM)からパソコン上で稼働する小規模言語モデル(SLM)まで、複数のAIモデルを導入しているそうです。 タスクによってAIモデルを使い分けることにより、迅速な処理スピードとプライバシーの保護を実現できるのだとか。 新たにCopilot+ PCで実現した機能も5つ搭載されています。そのうち、リコール機能とコクリエイター機能を実際に試してみました。