仕事に行きたくないときの乗り越え方!~行きたくない理由も解説~
場面別!行きたくない気持ちの乗り越え方
「仕事に行きたくない」という気持ちに気づいたら、以下の乗り越え方を試してみてください。いつも同じ方法が効果的とは限りませんので、1つの方法にこだわらず、あまり役立っていないと感じたらすぐに違う方法に切り替えるのも大切です。 ●仕事の前の日 とくに休み明けなど「仕事に行きたくない」という気持ちが高まりやすいと予想されるときは、事前準備がオススメです。 ・仕事の準備をする 休みの間は仕事からしっかり離れるのが大切ではありますが、休みが終わる頃にタスクを整理しておくと、「何から手をつけてよいのか、わからない」という漠然とした不安を解消できます。余裕があれば、休みに入る前にタスクを一覧にまとめておくと、見返すだけでも仕事モードに少しずつシフトできますよ。 ・ご褒美を用意する 「仕事に行きたくない」と感じるのは朝、起きたときが一番多いといわれています。一番ネガティブな気持ちが高まるタイミングで、好きな朝ごはんメニューを用意したり、いつもより丁寧に飲み物を入れてみたり、自分にとってのご褒美を用意しておくと良いでしょう。 ●仕事に行く直前 家を出る準備をし始められたら、仕事に行くまでのハードルはあと少しです。 ・お気に入りのものを身に着ける 自分の気持ちが高まる、お気に入りのものを身につけましょう。朝に選ぶ気力がない場合にも備え、前日から洋服の準備をしておくとスムーズです。新しい靴下を履くだけでも、気持ちを切り替えるきっかけになりますよ。 ・スモールステップをクリアする 自分の行動を細かなステップに分けて、1つひとつクリアしていきましょう。 1。目覚ましのアラームを止める 2。布団から出る 3。カーテンを開けて、朝日を浴びる 4。白湯を1杯飲む というように外出するまでのステップを小さく刻んで確認していくと、いつの間にか準備ができていた、という感覚が得やすいのです。 仕事に対する悪いイメージを思い浮かんでしまうのを避けることもできます。 ●仕事に無事行けたら 仕事に行きたくない気持ちと葛藤しつつも、無事に仕事に迎えたらそこで安心せず、また起こりうる気分の波に備えましょう。 ・すぐに終わる仕事から始める せっかく仕事に取りかかっても、なかなかいつもの集中力が取り戻せないこともあるでしょう。そんなときは、短時間で形になる仕事から始めてみましょう。時間がかかるものや調整が難航しそうな仕事を始める前の準備体操として、すぐに終わる仕事をこなすと仕事の感覚を取り戻せます。 ・職場の信頼できる人と相談 仕事の量や内容、プレッシャーの大きさに悩んでいる場合などは、上司と相談して根本的な問題解決を図ることも大切です。職場の対人関係に関する悩みは、上司に限らず話しやすい相手に話してみましょう。職場によっては、産業医や保健師などの産業保健スタッフが相談に乗ってくれる場合もあります。 ●普段からしておきたいこと 仕事に対するネガティブなイメージが作られていると、「仕事に行きたくない」と思う頻度も増えてしまいます。普段から自分の頑張りやストレスに目を向けるのがオススメです。 ・頑張ったことを記録する 1日の終わりに、今日自分が頑張ったことを3つ書き出してみましょう。些細なことでも大丈夫ですよ。たまに記録を見返して、頑張っている自分を確かめると達成感も得られます。 ・ストレスや疲れをため込まない ストレスや疲れが溜まると体や心、普段の行動に変化が起きることがあります。いつもできていたことができなくなる、意欲がわかないというのも体や心からのサインです。自分の体調や心の状態をいつも観察し、早めに変化に気づけるようにしておきたいですね。