【全仏OP】34歳錦織圭が4時間22分の死闘制し初戦突破 ダニエル太郎と望月慎太郎はシード選手に敗れる
◇テニス全仏オープン男子シングルス1回戦(現地26日、フランス・パリ) 3年ぶりに全仏オープンへ出場した34歳の錦織圭選手(世界ランク350位)が、カナダのガブリエル・ディアロ(世界ランク166位)との4時間を超えるフルセットの死闘を制して、初戦を突破しました。 【画像】大坂なおみは全仏オープン1回戦突破 四大大会(全豪・全仏・ウィンブルドン・全米)は2021年の3回戦まで進んだ全米オープン以来の出場。全仏オープンは同年ベスト16に勝ち上がって以来。また同大会では2015年、2017年、2019年のベスト8が最高成績です。 初戦は予選を勝ち上がった身長203センチ、22歳ディアロ選手。錦織選手は、今季3月のマイアミオープン以来の試合でしたが、2セット連取。しかし第3セットから連取され、最終セットへ。第4セット終了後はメディカルタイムアウトを取り、腰を治療。心配されましたが、死力を尽くし、4時間22分の死闘を制しました。 試合後は第6コートで声援を送ったファンの声援に応えた錦織選手。2回戦では第15シードのアメリカ、ベン・シェルトン(世界ランク15位)かフランスのユーゴ・ガストン(世界ランク88位)の勝者と当たります。 また同日、日本勢男子ではダニエル太郎選手(世界ランク80位)は、第6シードのアンドレイ・ルブレフ(世界ランク6位)から1セットを奪いますが、1-3で初戦敗退。 20歳の望月慎太郎選手(世界ランク162位)は、ポーランドのフベルト・フルカチュ選手(世界ランク8位)に惜敗。第8シードに対して、フルセットの戦いの末に1回戦敗退となりました。 27日は、西岡良仁選手(世界ランク70位)がカナダのフェリックス・オジェ アリアシム選手(世界ランク21位)と1回戦を戦います。 【全仏オープンテニス1回戦】 ▽錦織圭3-2ガブリエル・ディアロ 7-5/7-6(7-3)/3-6/1-6/7-5 ▽ダニエル太郎1-3アンドレイ・ルブレフ 2-6/7-6(7-3)/3-6/5-7 ▽望月慎太郎2-3フベルト・フルカチュ 6-4/3-6/6-3/0-6/3-6