松野官房長官が定例会見5月13日(全文)国後島漂着の女性遺体、事実関係の確認進める
安田純平氏にパスポートが発給されないのはなぜか
ラジオ・フランス:ラジオ・フランスの西村です。ロシアへの入国が禁止された日本人の63人は引き続きパスポートを持っていると思って、ほかの国々への滞在ができると思います。半面、トルコへの入国禁止されたジャーナリスト、安田純平さんは、その理由でパスポートが発給されていません。そのダブルスタンダードの法的根拠はなんですか。 松野:お尋ねの点に関してましては、詳細、外務省にお尋ねをいただきたいと思います。
改正医薬品医療機器等法成立への受け止めを
時事通信:時事通信の【カワカミ 00:10:23】です。話題変わります。感染症拡大時などにワクチンや治療薬を緊急承認できる制度の創設を盛り込んだ、改正医薬品医療機器等法が今日、参院本会議で可決され、成立しました。制度創設の背景には新型コロナワクチンの承認が海外と比べ遅れたことなどがありますが、同法が成立したことに対する政府の受け止めを教えてください。 松野:本日、医薬品等の緊急承認制度の創設などを定めた、医薬品医療機器等法の改正案が成立をしました。緊急承認制度は緊急時において、安全性の確認を前提に、有効性が推定された段階で迅速に薬事承認を与える仕組みであります。有効性が推定された段階で承認が可能となるため、国産のワクチンや治療薬の実用化を促す効果があり、また、国民の皆さまにより早く必要な医薬品等をお届けできるようになると考えています。政府としては、この緊急承認制度の適切な運用にしっかり取り組んでまいりたいと考えております。 女性:よろしいでしょうか。
国後島の女性遺体、露に引き渡しを働き掛けているのか
安積:すいません。フリーランスの安積です。国後島の海岸で見つかりました女性の遺体についてお伺いいたします。一部報道では、かなり損傷が激しいというような、そういった報道がありました。遺族としてはかなり早く、やっぱり遺体に対面したいと思うんですけども、その辺り、なるべく早く引き渡しをされるような感じで、ロシアのほうに働き掛けていらっしゃるんでしょうか。 松野:先ほど申し上げましたけれども、現在、外交ルートを通じて、ロシア側にさらなる情報を照会しているところでございます。詳細は海上保安庁にお尋ねをいただきたいと思います。
総理会見の人数制限はいつ緩和する考えか
ラジオ・フランス:ラジオ・フランスの西村です。話題を変えて、総理大臣の記者会見の人数制限はいつ緩和するお考えですか。 松野:現状、人数の緩和に関しての議論に関しては承知をしておりません。 女性:よろしいでしょうか。 男性:はい、はい。 (完)【書き起こし】松野官房長官が定例会見5月13日