写真：Impress Watch

カシオ計算機は、「G-SHOCK」の新作として、樹脂バンドにメタル調の蒸着処理を施し、タフ性能も実現した「タフシリコーンバンド」を装備する「FINE METALLIC SERIES」4モデルを1月24日に発売する。価格は37,400円～45,650円。 【この記事に関する別の画像を見る】 構想15年、開発期間10年という新開発の「タフシリコーンバンド」を装備する。シリコン樹脂のしなやかで腕になじみやすい特徴を備えながら、表面の耐摩耗性を高める構造を採用、蒸着処理によるメタル調の質感も実現した。構想が始まった当時は実現できなかったという、G-SHOCKの厳しい耐久基準を満たす装備となる。 バンドはシリコン樹脂の表面をウレタン樹脂で保護する二層構造が基本。ウレタン樹脂の表面はさらに、耐久性に優れるクリアなフィルムで覆われる仕様で、このフィルムの裏側から蒸着処理を施すことでメタル調の質感を実現、耐久性と美しさを両立させた。 今回のシリーズでは鏡のような質感が追求されているほか、従来の樹脂バンドとは一部のデザインが異なり、バンド表面の段差や穴が最適化され、シンプルでミラー仕上げを最大限楽しめる仕上がりになっている。 なお、「タフシリコーンバンド」は上記のような構造のため、表面フィルムの裏側に施す処理を蒸着から変更し、ほかの色や模様、絵柄などにすることも可能で、耐久性の面でこれまで実現できなかったデザインや表現が可能になる見込み。 腕時計本体はメタルベゼルを採用するモデル。「GM-5600」がベースでシルバーの「GM-5600YM」は37,400円、ゴールドの「GM-5600YMG」は42,900円。 「GM-2100」がベースでシルバーの「GM-2100YM」は40,150円、ゴールドの「GM-2100YMG」は45,650円。