どっぷりインディアンでのバイクライフを楽しんでいたある日、突然余命宣告を受けたとしたら…… 余命4日からのリハビリと復活
──今後の治療のあと、バイクでのご予定や夢などありますか? 睦美さん「群馬経由で日光、南会津。あとは渡良瀬渓谷とか。あとは白馬、長野です。一度、バイクで行く予定で計画してたんですが、出発直前に土砂降りになっちゃってクルマで行ったんです」 由美さん「まだインディアンで遠出っていう遠出はしてないんですよね」 ──もしご自身がバイクに乗っていなかったとしら今ごろどうされてたんでしょう。 睦美さん「想像つかないですね。うーん、どうしてたんだろ」 由美さん「最初の入院でバイクのことは一回、私の頭からは消えちゃったんです。でも、本人は「バイクに乗りたいから頑張るんだ」って言ってるから」
大げさでなく、確実に伊藤夫妻にとってのインディアンライフはお二人のかすがいとなり、生きる目標となっています。 由美さん「来年も行くんだもんね。インディアン・ライダーズデイね」 睦美さん「真夏だけどな(笑)」
小林ゆき(モーターサイクルジャーナリスト)