「これはレベチ…」炊飯器だけで作れるパラパラチャーハンに401万再生「5歳児からおかわりコール3回きた」「ただただウマい!」
料理家で管理栄養士の板垣好恵さん(@yoshie_shokuiku)がテレビで紹介した『パラパラ炊飯器チャーハン』に反響があり、先月自身のInstagramで詳しいレシピを投稿したところ400万回再生を突破。「5歳児からおかわりコール3回きた」「ただただウマい!」「これはレベルが違う…」「パラパラ具合がすごい」などの絶賛コメントが相次いでいる。炊飯器に材料を入れるだけで、驚くほど美味しいチャーハンができる秘密、家庭料理の極意をうかがった。 【画像】「ただただウマい!」よしえさん流・パラパラ炊飯器チャーハンの作り方
■計算し尽くされた工程と分量 レシピ通りに作ることで完成する至高の炒飯!
――『パラパラ炊飯器チャーハン』418万再生の大反響です。炊飯器チャーハンレシピはこの他にも多数あるかと思いますが、「パラパラ具合がレベチ」と話題です。このレシピがおいしい秘密を教えてください。 【板垣さん】 作り方は「炊飯器に材料を入れてスイッチオン」ですが、ちょうど良いパラパラ感に仕上がるよう、工程や分量など細かい部分を何度も調整しました。なので、ポイントはたくさんあり、それらが積み重なってパラパラ感につながっています。ピンポイントでコレ!とはお伝えしにくいのですが、しいて言うなら「はじめにお米とごま油を混ぜる」「調味料・水・具材の入れる順番を守る」「卵の量と保温時間」の3つでしょうか。 味付けは「チャーハンだけで食べてもおいしい」をイメージして少し濃いめになっています。ベースは子ども向けなのですが、男性でも満足感を感じていただけるような、家族みんなで食べられる絶妙な塩梅を意識しました。 ――炊飯器に入れるだけ、とはいえ工程(順番)が大事なんですね! 【板垣さん】 はい、調理のコツは「レシピ通りの順番で材料を入れる」です。米→調味料→水→具材の順番が変わってしまうと水分量が変わってしまうので、順番が大切! 仕上げに溶き卵を加えて保温する際は、長時間保温すると卵が完全に固まってしまうので、5分程度保温したらすぐに混ぜてなじませるのもポイントです。 ――まずは、レシピ通りに作るのが美味しさの秘訣と。アレンジする場合のアドバイスはありますか? 【板垣さん】 具材の「焼き豚」を他のお肉に変えるのもおすすめです。レシピでは市販の焼き豚を使っていますが、自宅にないことが多いですよね。買いに行くのが手間なときは、豚こま肉、ひき肉、ベーコン、ウインナーなどにアレンジしてもらって大丈夫です。その際の注意点は、分量を焼き豚と同量までにしてもらうこと。豚こま肉やひき肉は水分も含むため、入れすぎるとごはんが柔らかくなってしまいます。