「これはレベチ…」炊飯器だけで作れるパラパラチャーハンに401万再生「5歳児からおかわりコール3回きた」「ただただウマい!」
■市販品もお惣菜もOK「家庭料理のコツはムリをしない、がんばりすぎないこと」
――管理栄養士歴14年、保育園の献立作成など幼児食のプロでもある板垣さん。このチャーハンレシピにも「子どもがバクバク食べた!」という声が寄せられています。偏食や少食のお子さんに悩むパパママに、幼児食のアドバイスをいただけますか。 【板垣さん】 私が幼児食で大切にしているのは、子どもに「食べることが好き!」と思ってもらうことです。食事の時間が楽しくなり、ポジティブな気持ちで食卓にむかうベースが作れていると、成長とともに自然と食べられるものが増えていきますよ。子どもの偏食や小食は、「栄養とれてるかな?」「大丈夫かな?」と心配になるかもしれませんが、あまり重く考えなくて大丈夫。嫌い・苦手よりも、好きな食材・好きな料理に目をむけて、子どもの「好き」を増やしていけるといいですね。毎回の食事に「好きなもの」を1品でも出してあげると、子どもの食べる意欲を刺激することができますよ。 ――よしえさんご自身も2人のお子様を育てるワーママで平日はワンオペとのこと。現在は共働きで、朝食&夕食作りが負担になっている家庭も少なくありません。子どももパパママも笑顔になれる家庭ご飯の極意がありましたら教えてください。 【板垣さん】 家庭料理は毎日のことなので「ムリをしない、がんばりすぎない」が大切だと思っています。食事作りがストレスになってしまったら毎日しんどすぎますよね。 ・炊き立てごはんはとってもおいしいけど、時短のためにまとめて炊いて冷凍。毎日は炊かない! ・副菜をいろいろ並べられたらいいけど、何品も作れない。野菜は具たくさんのスープやお味噌汁でたっぷり摂れればOK! ・おかずを1から手作りできたらいいけど、気分がのらない日もある。そんなときは冷凍や市販品を活用する! 私はこのくらいラフな気持ちで向き合っています。時間がない日は、お味噌汁だけ作って、メインのおかずはお惣菜、あとは調理のいらない納豆、チーズ、果物などを添えたり。そんな日があってもいいですよね。食事は家族の健康を守るものでもちろん大切だけど、頑張りすぎると心が疲れてしまうかも。食事作りが少しでも気楽になるように、便利な調理家電を導入したり、市販品を取り入れるのも大賛成です。私自身も完璧にこだわらず、肩の力を抜いて、これからも楽しい食卓作りができたらいいなと思います。