頬に穴をあけ、頭に針を打ち込み…過激な“プロレス男女マッチ”の結末は? “極悪女王の後継者”は棚橋弘至を標的に「普通に引退なんてさせねえから」
エディオンアリーナ大阪のリングサイドは異常な蒸し暑さだった。11月17日に新日本プロレスとスターダムの合同興行『Historic X-over ll』が開催されたが、暑さの話題が先行してしまった。暖房から冷房に切り替わらない空調を止めたことが、この暑さ問題を引き起こしたようだ。 【衝撃写真】頬に穴をあけ、頭に針を打ち込み…過激な“プロレス男女マッチ”実際の写真。「ドラム缶にめり込んだ上半身」「棚橋弘至が毒霧まみれに」衝撃の瞬間を一気に見る(全50枚)
「死活問題、この暑さは」覆面レスラーの嘆き
覆面レスラーにとってはそれがより過酷なものになった。復帰戦となったエル・デスペラードはスターライト・キッドと「兄妹タッグ」を結成して、メインイベントでザック・セイバーJr.、舞華組と戦ったが、その暑さにKOされてしまった格好だ。 「暑いよ。暑いし、もうザックのPK、1回で倒れればよかった」(デスペラード) 「マスクマンにとってのこれ……」(キッド) 「そう死活問題、この暑さは」(デスペラード) 「デスペっちは1.4決まってるじゃないですか、シングル。私も今日負けちゃったからあれなんですけど、でもシングルのベルト狙ってるんで。来年お互いにシングルチャンピオンになって、また隣に立ちたいです。対角でも」(キッド) デスペラードは1.4東京ドームでDOUKIの持つIWGPジュニアヘビー級王座に挑むが、この日は「情けない姿」(本人談)をさらしてしまった。2人は特別仕様のお揃いのマスクで登場してお祭りムードを盛り上げていたが、試合は思うようにいかなかった。
頬に穴をあけ、頭に針を打ち込み…超過激な男女対決
KOPWのベルトをかけた、注目のグレート-O-カーン(以下、オーカーン)と鈴季すずのハードコアマッチ。鈴季は取り出したステープラーで自分の頬にオーカーンのトレードマークの紙を張り付けるように穴をあけ、頬から血を流した。 さらにはオーカーンの頭にも針を打ち込んだ。そして公約通りオーカーンをジャーマンスープレックスで投げて、ドラム缶も使ったが、それでもオーカーンのパワーには勝てなかった。 ハシゴから突き落とされて、アイテム上に投げられて無残にKOされてしまった。鈴季に勝ってほしかったが、男の壁はさすがに厚かった。悔しさを隠せない鈴季に対して、オーカーンの毒舌は止まらない。 「鈴季、鈴季のセコンド、それから刀羅ナツコ、敵討ちしたかったらいつでもかかってこい。次はカミソリボードでも、蛍光灯でも、電流爆破のリングでも用意してこい。それでも貴様らは女だ。このオトコ、漢字の“漢”のオトコ、“令和のミスタープロレス”グレート-O-カーンに勝てるわけがねえんだから。次は何をしてやろうか? もう決まってるよ。岩谷麻優。できれば次のクロス(合同興行)まで、貴様がIWGP女子を持ってることを願うよ。次は岩谷麻優と、IWGP女子を懸けて戦うぞ。岩谷麻優も、余の誘いに頬を赤らめて、目をうるませて『やりたい』と言ってたな」 次なる対戦相手に岩谷を指名したオーカーンだが、女子王座に挑戦させないのは「(会社の)差別だ」と訳の分からないことを主張していた。
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