物価高で5%値上げも売り上げ伸びるおせち料理 能登半島の食材詰め人気 三重・津市
おせち料理の売れ行きが好調=津市(三重テレビ放送)
「奇跡の9連休」と呼ばれ話題となっている今年の年末年始。三重県津市の百貨店では、お正月の食卓を彩るおせち料理の売れ行きが好調です。 百貨店の松菱では、10月30日から食品売り場の一角におせち料理の予約コーナーが設けられました。 物価高の影響で、一部商品の販売価格は去年に比べて3%から5%ほど高くなったということですが、去年よりも売り上げは伸びているということです。 中でも、今年は1月1日の能登半島地震や、9月の豪雨災害の被害を受けた石川県能登半島地方などの食材を詰め合わせた商品が人気を集め、収益の一部を被災地に寄付することにしています。 松菱では25日まで一部のおせち料理の予約を受け付けています。 営業推進部の奥山元彦さんは「年に1度、家族が集まるということは現代では貴重な機会。おせち料理を食べながらみんなで仲良く新しい年を迎えてほしい」と笑顔を見せていました。