日本航空技術協会が表彰、川崎重工の「無人垂直離着陸機」が受賞した理由
川崎重工業は日本航空技術協会が主催する表彰で、無人垂直離着陸機(VTOL)「K―RACER」の開発が会長賞を受賞した。同機は最大200キログラムの重量物を100キロメートル離れた場所まで1時間弱で輸送可能。山間地や海上など人が行けない場所への物資輸送、災害時の支援対応などを想定し、現在の人手による重量物運送の代替手段として活用が見込まれる。 物流業界における少子高齢化による労働力不足という課題解決の手段として同機を開発し、将来の物流システムを変革する取り組みであることが高く評価され、今回の受賞に至った。