オリスファンの声を反映した「ダイバーズ65」が誕生 特別カラーを採用した新作も登場
2024年に創業120周年を迎えたスイスのウオッチブランド【オリス(ORIS)】が最新作を発表。人気コレクション「ダイバーズ65」に新たに2モデルが加わり、自社製ムーブメント、キャリバー400を搭載したノンデイト仕様が61万6000円、フォレストグリーン文字盤を採用したモデルが41万8000円(税込)で発売。 【関連画像】その他の画像を紹介
レトロスタイルで人気の「ダイバーズ65」
2015年に誕生した「ダイバーズ65」は、1965年に発表されたブランド初のダイバーズウオッチがルーツ。本格的な潜水機能をあえて避け、日常的な使い勝手に焦点を当てた10気圧防水を備える。幅が狭めの回転ベゼル、ドーム型の風防、リューズガード無しのリューズ、リベット風のブレスレットといったクラシカルなディテールを巧みに用いたレトロスタイルが人気だ。
「ダイバーズ65 キャリバー400」のノンデイト仕様
今回、オリスはこの代表的コレクションより新たに2モデルを発表。ひとつ目は、オリスのエンジニアたちが開発した自社製ムーブメント、キャリバー400を搭載した「ダイバーズ65 キャリバー400」のノンデイト仕様となる。通常、文字盤6時位置に設けられるデイト表示を省いたことで、モダンテイストが際立ち、さらに鮮やかな輝きを放つグリーンライト文字盤との組み合わせによって、スタイリッシュなデザインが強調された。ステンレススチール製のケース&ブレスレットとグリーン文字盤とのコントラストも明瞭で、個性ある外観を作り上げた大きな要因となっている。ノンデイト仕様については、オリスのグローバルコミュニティからのリクエストを反映したもので、フットワークの軽い独立ブランドならではの試みといえるだろう。
実用性に優れる自社製ムーブメント、キャリバー400
ミニッツスケールをあしらった逆回転防止ベゼルをセットした38mmケースには、最大5日間(120時間)のロングパワーリザーブに加えて、耐磁時計の基準であるISO764の規定を超える耐磁性、COSC認定クロノメーターを上回る日差-3~+5秒の精度を備えたムーブメント、キャリバー400を搭載。10年間メンテナンスが不要な点も魅力だ。この実用性に優れるキャリバー400をシースルーバックから鑑賞することができる。