注意報レベル上回る三重のインフルエンザ患者数 高校や小学校で学校閉鎖
1医療機関あたり20.51人のインフルエンザ患者数=三重県(三重テレビ放送)
三重県内のインフルエンザの患者数は前の週と比べて倍増し、県では年末年始に向けた人の動きが活発になるとして、予防対策の徹底を呼びかけています。 9日から15日までに報告された県内のインフルエンザ患者数は、1医療機関あたり20.51人と、前の週と比べて約2倍となり、注意報レベルの10人を大きく上回っています。 インフルエンザの流行により、三重県内では18日時点で県立上野高校と小学校2校で学校閉鎖、高校1校と小中学校25校、1つの幼稚園で学年閉鎖の措置が取られています。 一方、新型コロナウイルスの感染者数は1医療機関当たり3.39人で前の週の1.3倍となり、3週連続で増加しています。 また、先週1週間で新たに入院した人は47人と、前の週の3倍以上になりました。 三重県では年末年始に向け、人の往来が増加することから換気や手洗いなど感染予防対策の徹底を呼びかけています。