【50代女性の成功例】もう着ないけれど捨てられない服…売る?捨てる?上手な手放し方
もう着ないけれど捨てられない服の手放し方
いらない衣類を回収キットにつめて送ると、開発途上国の子どもにポリオワクチンを贈ることができる「古着でワクチン」。捨てられない服も気持ちよく手放せると人気です。服の断捨離が進まずにいた50代・60代女性が活用。結果はいかに? ■古着を寄付して社会貢献!古着deワクチンの使い方
事例1:換金型のメルカリで服を処分するも…
■55歳、ソレイユ子さんの場合 会社員のソレイユ子さんは、早期退職とコロナ自粛で、まとまった時間ができた2020年に、断捨離のためメルカリを始めたといいます。 「自宅の不要品が、必要とする人の手に渡ってお金になる魅力にドはまり(笑)。ところが、1年ほどで目ぼしいものは売れ、忙しい日常が戻ると次第に熱は冷め……」 残った物はそう簡単には売れず、でも売れるかもしれないからとキープ。 「売れたところで、たかが知れた金額なのに捨てる決断もできず、いつしか断捨離停滞期に突入していました」
「古着でワクチン」なら、捨てつつ社会貢献に?
そんなとき、「古着でワクチン」を知りました。 回収キットを自ら購入して寄付するというのは、換金型のメルカリとは真逆の仕組み。 でも、「持て余していた衣類を送ることで自分の部屋が片付く上に、世界の誰かに幸せを届けられるということに、これだ! と早速申し込みました」
執着が断ち切れて、断捨離が進む、進む!
ソレイユ子さんの今回の処分対象は、メルカリにも出品しなかったモノ=でも、ただ捨てるのも何となく惜しかったモノ。 「中古だと売りにくい=かかる手間とコストが見合わないモノたちです。この中途半端な執着を断ち切るには古着でワクチンの『誰かの役に立つ、幸せにつながる』という信念が必要でした」 誰かの幸せにつながるならと、シューズクローゼットで長年出番を失っていたロングブーツ4足、大ぶりのバッグ2点も追加。 衣類はコート3、ジャケット3、ワンピース5、ニット類9、ブラウス5、スカート10、パンツ5、アクセサリー5の、計51点が余裕で収まりました。 「衣類にシミや汚れがないか確認し、着用していた頃を思い出しながら感謝を込めてたたむうちに、執着も消えていました」