「彼は我々に大きな喜びを与えてくれるだろう」ベティスがアルゼンチン代表MFロ・チェルソを再獲得! UAEに去ったフェキルの後釜として
現地時間8月30日、ラ・リーガのベティスが、アルゼンチン代表MFジオバニ・ロ・チェルソをトッテナムから獲得したことを発表した。 【動画】久保、豪快な先制ゴール! 祝福するチームメイトを撥ね退け、名前を誇示するパフォーマンス 現在28歳のロ・チェルソにとってベティスは、2018年8月から1年間在籍した古巣。当時はパリSGからのレンタルでの加入だったが(シーズン終了後に完全移籍)、今回は完全移籍で、2028年6月までの4年契約を結んでいる。移籍金はボーナス込みで500万ユーロ(約8億円)。そして、ベティス入団2年目のアメリカ代表MF、ジョニー・カルドーゾ(22歳)の優先交渉権も付与されたと『Marca』紙などが報じている。 ベティスは今夏、フランス代表MFナビル・フェキルのアル・ジャジーラ(UAE)への売却をすでに決めており、その代役を探していた。獲得候補リストの最上位に名前があったダニ・セバジョス(レアル・マドリー)の呼び戻しには、金銭面で折り合いがつかず失敗したが、数か月の話し合いを経てロ・チェルソの獲得に成功している。 コパ・アメリカ2024では、5試合に出場して1アシストを記録し、アルゼンチン代表の大会連覇に貢献したロ・チェルソ。トッテナムでは、望んだほどの出場機会を確保できていない現状に加え、契約が今季終了後に満了を迎えることから、今夏中の移籍の噂が以前から囁かれていた。 地元紙『Diario de Sevilla』によれば、6年ぶりに古巣に復帰したロ・チェルソについて、ベティスのアンヘル・アロ・ガルシア会長は、「我々はすでに彼のことを知っている。彼に愛を与えることに集中しなければならないし、彼は間違いなく我々に大きな喜びを与えてくれるだろう」と大きな期待を寄せているようだ。 構成●THE DIGEST編集部
【関連記事】
- 「ソシエダで最も試合を動かせる選手」「しっかりと抑えられた」 久保建英、巧みなドリブルで先制ゴールを演出したアラベス戦の現地評価は真っ二つ!
- 「バルサでは泣きながら帰宅する毎日だった」クラブ、監督、メディア、ファンのいずれにも見放された19歳FWが“理想の環境”を求めてベティスへ!
- “大人の事情”で成立したジョアン・フェリックスのチェルシー移籍。現地記者からは「災いをもたらす似た者同士のカップル」との皮肉も
- 「素晴らしい時間だった」 すい臓癌との戦いの末に名将エリクソンが76歳で逝く…サッカー界の功績だけでなくその人間性にも多方面から賛辞
- 「まるで灯台のように輝いていた」貴重なゴールと中盤での好プレーで3連勝に貢献した旗手怜央に賛辞! 複数メディアが「ベスト11」にも選出