《超大量》デプスルアー50種類を片っ端から生存確認、定番・廃盤にはどんな理由があったのか。
《廃番》2005年 発売「デスアダーグラブ」
極厚テールが起こす強大な波動はでかバスによく効いた。 「グラビンバズでは唯一無二。めっちゃ復刻させたいんやけど…」(奥村)
《廃番》2005年 発売「デスアダーカーリー」
地味ながらスプリットショットやダウンショットでよく釣れ、愛好者も多かった。 「確かソルト用(他社とのコラボモデル)だけ残ってるんちゃうかな?」(奥村)
《復活》2023年 発売「NEW ハイサイダー172」
発泡樹脂素材の4連結ビッグベイト。リトリーブをやめて静止すると、ギラリと横を上に向けて浮く。これもいつしか廃番になったが、ABS化、形状もかなり変わって復刻… というかアップデートされた。 「売れなくなってリニューアルしたのではなく、より良くするためなんです」(奥村)
《廃番》2006年 発売「キラーコンパス」
他に類を見ない、横に泳ぐビッグベイト。 「釣れるんやけど、扱いがちょっと慣れるまでは難しかったのかもしれない。とんでもないところに泳いで行くからね」(奥村)
《廃番》2006年 発売「デスアダーホッグ」
デスアダーのボディをベースにした、強波動ホッグ。ボディのくびれとボリュームのあるツメがバサロアクションを生む。 「めっちゃ釣れたよ。でも営業から『もう売れないです』という理由で廃番にさせられました」(奥村)
《廃番》2007年 発売「ローファイ」
かつて在籍した千藤兄弟ブランドからの第1弾ルアー。I字系の源流のひとつともされる、極めて異端なルアー。 「あれも発泡素材なので大変やったね。一個一個フォールスピードを測ってテストしていた」(奥村)
《生存》2008年 発売「デスアダーグラブツインテール」
フラットボディにデスアダーグラブ譲りの肉厚ツインテールを持ったグラブ。ジグトレーラーでよく釣れた。 「フラットバックツインテールはど定番やったからね」(奥村)
《生存》2008年 発売「バリソンミノー」
ローリング重視のでかバスミノー。130mmと100mm、フローティングとサスペンドがある。 「もちろん健在です。海外、特にヨーロッパ圏からの支持がすごく高い」(奥村)
《生存》2008年 発売「DC-400 カスカベル」
他社のディープクランクを投げ倒してきた奥村さんの結論。浮力の高いスクェアボディは浅めの潜行角度ながら4.5mまで到達する。ウィードにも刺さりにくい。 「ディープクランクが好きな人にはまだ支持されているけど、もうほとんど作ってないね」(奥村)